光文社文庫<br> リインカーネイション―恋愛輪廻

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光文社文庫
リインカーネイション―恋愛輪廻

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  • サイズ 文庫判/ページ数 279p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784334747299
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

もう一度「あの人」に巡り逢ったとき、二人の間には何が芽生えるのか。初恋の人、別れてしまった最愛の恋人…。時を経て、二人が再び出逢って思いもかけないドラマが始まる。『ブラッディ・マンデイ』『金田一少年の事件簿』『神の雫』をはじめ、ヒット作多数の漫画原作者が、初めて本名で発表した恋愛小説集。『女性自身』で連載された3編を含む「4つの愛の物語」。

著者等紹介

樹林伸[キバヤシシン]
1962年東京都生まれ。早稲田大学卒。漫画原作者として創作活動をはじめ、多彩なペンネームを駆使して多くのヒット作を手がける。主な作品として漫画『金田一少年の事件簿』『サイコメトラーEIJI』『ブラッディ・マンディ』『神の雫』、テレビドラマ『HERO』、小説に『ビット・トレーダー』などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ももんが

12
★★★★☆表紙に惹かれたのと初めての作家さんだったので購入。四話の短編集でとても切なく澄んだ雰囲気の物語でした。他にはどんな作品があるんだろうと思ったら「金田一少年の事件簿」や「ブラッティマンデー」を書いた原作者だったので納得の作品でした。2015/08/01

柊子

8
タイトルに惹かれて初読み。名前さえ知らない作家さんだったが、どれも良かった。漫画家の話はとても切ないし、クラス会の話も胸がきゅんとなる。他の作品も興味津津。ぜひ読んでみたい。ちなみに、ユーミンとは何も関係ナシ。タイトルが同じと言うだけで。2015/09/28

ニゴディー

7
短編、恋愛という個人的にあまり好きではないジャンルではあるけどそれでもなかなか楽しめた。 文章自体は特に特徴のある感じではないし惹かれるものでもなかったけど、アイデアというかストーリー自体が凝りすぎてなく適度にひねりもあり良かった。 さすがだなと。 各話の余韻も悪くない。 4話目が特に良かったかな。 2話目も悪くないけど少し違ったものを想像してしまった。2021/03/12

yamakujira

7
「逢いたかった人は、幸せじゃなかった」「愛していたことは、偽りじゃなかった」「愛し合ったのは、過ちじゃなかった」「巡り逢ったことは、偶然じゃなかった」の4編収録。死んでいた、犯罪者になっていた、難病に侵されたって、恋の行方はロクでもない話ばかりで悲しい話のはずなのに、登場人物に好感を持てないから響かない。失って初めて大切さに気がつくって3話に比べて、「巡り逢った~」は過去を見ながら未来志向の話で、過去世の使い方もおもしろかったけれど、しばらくするとふたりとも冷めそうだな。 (★★★☆☆)2018/07/07

洋平

5
『金田一少年の事件簿』『ブラッディ・マンデイ』の漫画原作者、樹林伸さんの恋愛短編集。1話目と3話目が特に良かった。1話目は医者と結婚したセレブ女性が高校のクラス会に出て、かつての恋人と再会する話。シンプルだけど起承転結、感情の変化と短編の教科書のような作りでした。3話目は役者と漫画家を目指す若者の同棲の話。編集業界にいる著者の色が一番出ている作品だと思います。主人公とヒロインの実は…にはとても驚きです。若干叙述トリックも入っているような。残り時間が少ないと感じたとき、人は思いも寄らない力を発揮する――。2012/06/03

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