内容説明
阪神淡路大震災から30年。“巻頭特集”視聴者から集まった震災直後の映像とインタビュー50ページ掲載。QRコードで見ることができる映像407。地震記録を取り始めてから日本で最初に起こった震度7の地震。これは発生した瞬間からのちの復興プロセスまで、映像でつぶさに記録された、世界で初めての大震災です。30年前、困難な状況のなか、多くの被災者が真摯に答えた言葉の数々と映像を伝えます。
目次
巻頭特集 視聴者からの提供映像
第1章 大地震発生 1月17日
第2章 混乱の中で 1月18~20日
第3章 懸命に生きた 1月21~31日
第4章 暮らしを取り戻す 2月
第5章 再生への動き 3月~
著者等紹介
木戸崇之[キドタカユキ]
1972年京都市生まれ。1995年に朝日放送に入社後、報道記者としてさまざまな災害現場を取材する。2014年から1年半「阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センター」に研修派遣。同時期に関西大学大学院社会安全研究科でも災害情報の伝達に関する研究を行う。その成果となる「災害情報のエリア限定強制表示」を2017年、国内の放送局で初めて導入。2019年の「電波の日」近畿総合通信局長表彰を受けた。現在、(株)エー・ビー・シーリブラ ビジネス開発部長。映像アーカイブの管理・利活用を軸とした新しいビジネスの開発を手掛けるとともに、近畿大学法学部でマスメディアの基本構造について教鞭をとる
吉水彩[ヨシミズアヤ]
1998年福岡県生まれ。関西学院大学を卒業後、2021年に(株)エー・ビー・シーリブラに入社。アーキビストとして朝日放送テレビの報道素材の管理に従事する。一方で過去のアーカイブ映像を活用し、視聴者に新たな価値を提供するコンテンツ制作に携わる。膨大な映像素材を未来へつなぐため、日々アーカイブに取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。