内容説明
江戸・浅草で一膳飯屋「だいこん」を営むつばきとその家族の物語。腕のいい大工だが、博打好きの父・安治、貧しい暮らしのなかで夫を支える母・みのぶ、二人の妹さくらとかえで―。飯炊きの技と抜きん出た商才を持ったつばきが、温かな家族や周囲の情深い人々の助けを借りながら、困難を乗り越え店とともに成長していく。直木賞作家が贈る下町人情溢れる細腕繁盛記。
著者等紹介
山本一力[ヤマモトイチリキ]
1948年高知市生まれ。東京都立世田谷工業高等学校電子科卒。旅行代理店、広告制作会社、コピーライター、航空会社関連の商社勤務などを経て、’97年に『蒼龍』でオール讀物新人賞を受賞。2002年には『あかね空』で第126回直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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