内容説明
見合いの話が断れなくて困っている―。何と、見合い相手のシチューに混入したビー玉が原因だという。相談を受けた刑事・桐野は行き詰まり、美少女代理探偵・根津愛がその問題の解決に挑む。その後も、絶対嗅覚を持つ女、“食人鬼”からのメールと、難題の数々…。そのうえ、さらなる大きな企みが!日常の謎を鮮やかに解明。根津愛が活躍する究極の“事件”。
著者等紹介
愛川晶[アイカワアキラ]
1957年福島市生まれ。筑波大学卒業。’94年に『化身』で第5回鮎川哲也賞を受賞。大仕掛けのトリックを駆使した本格推理には定評がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ダイ@2019.11.2~一時休止
60
根津愛その4。連作短編集。意外な大オチだったがこれでこのシリーズ終了なの?。2014/10/24
barcarola
6
タイトル通り、ウンチク話も含めて料理に注力した短編集。個人的には苦手なジャンルだったりするが、楽しめたとは思う。2024/05/25
ソラ
2
高校の時に吉祥寺の啓文堂書店で購入。このころはミステリーにどっぷりつかっていたので何にでも手を出してた記憶があります。今はそれほどでもなくなってしまってますけど2006/02/23
都布子
1
またシリーズ物を刊行順を考えずに買ってしまった(^_^;)。連作短編集です。まあ人間関係は説明があるのでだいたい分かりますです。この作家さんはもしかして短編向き(こういう連作を含めて)なのではなかろうか、という印象を受けました。構成の着眼点は面白いと思いましたが、そういう小細工抜きにして素直に読んだ方が楽しめるかも。キリンさんの心の葛藤がなんともいえず・・・最後の「オチ」にニヤリ。さあ、これからどうする、キリンさん!(2007.5.20) 2007/05/20
Jimmy
0
まあまあでした。愛川晶はデビュー作と2~3作目ぐらいは貫井徳郎的でかなりひねったプロットがすごいな、ってな人だったけど、、、です。2007/01/20