出版社内容情報
単行本初収録の表題作、奇術趣味あふれる「おれは二十面相だ!!」など、少年探偵団シリーズの掉尾を飾る4編に、トリック談義が楽しい「探偵小説の『謎』」を収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
34
明智小五郎と二十面相が出てくるもので昔少年時代に読んだことを思い出しました。最近の子供たちはあまり読まないのでしょうが当時はわくわくしながら読んだものです。最後の「探偵小説の「謎」」は別の文庫で読んだ覚えがあります。結構さまざまな謎が明かされていて、目から鱗のような感じを持ったことを覚えています。2014/11/16
不見木 叫
14
「怪人と少年探偵」が新鮮味のある構成「探偵小説の「謎」」はミステリにおける「謎の提示」論として面白い。2025/01/16
頭無
9
「おれは二十面相だ!!」パト・カー。パトロール・カー。パトカー。統一してくれ。「怪人と少年探偵」井上&ポケット小僧。珍しい組み合わせ。ノロポジションのせいかポケット小僧が弱気に。「妖星人R」小学生が狂喜乱舞するタイトル。宇宙から彗星に乗ってカニが襲来。脚本演出、二十面相。タコは塔上の奇術師でやってしまったからカニになった説。「超人ニコラ」小学生が狂喜乱舞するタイトル2。火薬が詰まった樽に水を入れられて激怒するって事は水が入ってなければスイッチオンは必至。売りの誰も傷つけないが全て傷つけるになっちゃうよ2023/05/12
りっとう ゆき
8
小林少年大活躍。「妖星人R」とか「超人ニコラ」とか、タイトルもすごい。2022/02/16
来古
2
「おれは二十面相だ」(小学六年生・1960年)「怪人と少年探偵」(家の光・1960年)「妖星人R」(少年・1961年)「超人ニコラ」(少年・1962年)「探偵小説の謎」(現代教養文庫・1956年)「おれは二十面相だ」はポプラ社版では「二十面相の呪い」の題名で刊行。「妖星人R」はポプラ社版では「空飛ぶ二十面相」の題名で刊行。「超人ニコラ」はポプラ社版では「黄金の怪獣」の題名で刊行。2020/01/12
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