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内容説明
『鉄腕アトム』『ジャングル大帝』『ブラック・ジャック』『火の鳥』…etc.30年以上に亙って、子供たちに夢を与えつづけ、亡くなった今も、不動の人気を保つ天才マンガ家・手塚治虫。マンガ文化に革命を起こし、世界中のクリエイターに影響を与えた“マンガの神様”が、自ら創作現場を語った。手塚ファンのみならずマンガ好き垂涎の一冊。
目次
第1章 絵をつくる(漫画は落書きから始まる;漫画の道具、選び方と使い方;顔の描き方から構図まで)
第2章 案(アイデア)をつくる(「案」を考えるためのふたつの方法;「おかしさ」をつくる六つの要素;漫画アイデア問題集)
第3章 漫画をつくる(物語の考え方;主役を決め、台本を書く;人物の表情や動作から風景まで)
1 ~ 1件/全1件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
keroppi
65
手塚治虫先生が1977年に書いた本を文庫化したもの。素人に漫画を描く楽しさや描く上での方法論を説く。とても分かりやすく書かれているが、手塚先生の漫画哲学も垣間見れる。漫画は、イタズラ描きでいい。絵が上手になってくるとつまらなくなってくる。アイデアが決めて。がきデカ、ねじ式、フジ三太郎、等、自分とは方向性の違う漫画を取り上げているのも興味深い。私も昔、趣味で漫画を描いていたことがあるが、久々に描いてみたいなぁという気になってきた。2018/11/28
1.3manen
45
たまに4コマ漫画もやるようになったので、ショート向けの60秒ネタになれば。テクニック、構成は参考になった。あとは、自分次第。2021/12/26
兵士O
16
ブックオフで見かけ、素通りしようとしたのですが、気になったので、改めて戻ってきて購入しました。手塚先生の肉声が聞こえてくるようなライブ感のある本でした。全面的に受け入れることはできないにしても、手塚先生の個人的なノウハウやテクは説得力がありました。特に、漫画の描き始めの頃はいろいろ挑戦して作品にも幅があったが、段々絵が上手くなって洗練されてくると、自分の作品もつまらなくなってきた、という先生の独白(これは僕の要約ですが)は、確かに!と膝を打ちました。人物だけでなく、風景などいろいろ描かないといけませんね。2019/05/03
Kazwoo
11
読み終えてからだいぶ時間が経ってからの感想です。今でも心に残る言葉は「キャラクターを模写するときに、その物を見ないで描く事が大切です」と書かれていた事。見ながら描く事は割と簡単に出来るけど、自分の記憶を頼りにそのキャラクターを描き上げるのはかなり難しいと感じています。実はそこに「オリジナル性や描き手のチカラが発揮される部分がある」と手塚先生自身は語られていました。この部分は忘れずに練習していきたいと思います。 ※原文を読み返さずに書いているので言い回しが本文と少し違っているかもしれません。2019/11/07
小木ハム
11
漫画の神様が、ちょっぴりでも『描きたいな』と思ったことのある人たちへ宛てた本。落書き、からかいの精神。社会へ送る手紙であり皮肉る武器でもあり。今日はPCが主流だけど手書きの温かみも捨てがたく。定規を使わず極力フリーハンドにしていたがその事にも触れられていて嬉しかった。ちなみに教育現場では今でも手書きの文化を大事にしてるそう。それにしてもヒゲオヤジがどつかれすぎて腹痛い。『デッサンの正確さよりもおもしろさが優先することが漫画の生命』2017/12/04
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