内容説明
警視庁の片山刑事と妹の晴美が昼食をしていたレストランに銃弾が飛来し、客の一人が倒れた。しかし、被害者の神田勇一は毒殺されていた。神田が写真を大事に持っていたDJ番組の女性アシスタントは三カ月前に自殺。一方、絵の展覧会場で刺殺された美術教師の傍らには、神田殺しと同じ毒薬の小びんがあった…。事件を繋ぐ鍵とは。大人気シリーズの文庫化。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
coco夏ko10角
12
三毛猫ホームズシリーズ第二十一弾、四冊目。ここまで同情の余地無しの被害者もある意味珍しい。犯人候補が多すぎてみんな怪しく見える。小夜子さんが可愛らしくて好き。2013/10/17
stray-sheep
5
図書館で特集されていた。シリーズの何処まで読んでいたのか、覚えがないので、再読なのかわからん。最後、結局犯人だらけで、喜劇のよう。いや、悲喜劇か。2012/06/06
a
4
被害者たちがとんでもないクズ。悲しい事件だったけど、最後のかばいあいがこのシリーズらしさ。2022/11/13
ドイツ語勉強中
4
私が読んだのは平成10年の角川文庫初版。とにかく当時、角川文庫のデザインが好きで揃えまくっていたのだ。石津ってこんなに存在感無かったかな。あの当時読んでいた時は、石津の活躍大好きだったはずなんだけど。読み返したら鍋食べてドア壊すだけだったな。おかしいな。2022/08/05
くらげ@
3
(☆☆☆)再読。これも印象に残っていた作品のひとつ。犯人はわかりやすく、どう片山とホームズがそこにたどりつくのかを読む作品かな。2011/04/24