内容説明
津吹淳一、20歳。覚悟の上の二浪とはいえ、弟が先に大学生になってしまった。おまけに入試方式に変更があり、志望校(国立)は私大並みの激戦が予想される。無気力状態の淳一は、予備校にも行かず妖しげなビデオにうつつをぬかす日々…。そんな時、同じく浪人の君原理紗と知り合い、いつしか二人は…。〈挫折編〉〈奮闘編〉に続いて、奇才が綴った青春物語。完結編。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
puu
12
三部作完結編。主人公がヨレヨレになってだめになりそうな時の描写が好き。ホントに誰でもそういう状態になることあるよ。で、作者がそこから抜け出す方法も教えてくれているのだがホントに有用だと思う。風呂入って焼肉食べるって方法だけど始めの一歩を踏み出せって事だよね。今まで生きてきた中でやはり自分もヨレヨレになった時に思い出して実行したし効果もあったと思う。この小説のレビューはノスタルジー抜きでは語れないけど この本と出会って良かったと思う三部作。2020/02/21
ももお
1
★★★★★ 高校生のときに、先生に勧められて読んだ3部作の小説。読書が好きになるキッカケになった本。
ヒロ
1
まさかの2浪目。2016/08/01
ipusiron
1
1998/8/24読了
とむ
0
二浪の辛さ、そこで支えてくれる親友。浪人生活の悲喜こもごもが伝わってくる。2021/06/27