内容説明
「ドイツの休日」を楽しむご存じ三毛猫ホームズの一行。古城ホテルに泊まった夜、若い女性が暴行され、あろうことか女性恐怖症の片山が“犯人”と名指しされた。しかも、その女性に結婚を迫られて…。やがて一行の前に「幽霊クラブ」という正体不明の組織が現われ、ついに殺人事件が発生!優雅な古城ホテルもてんやわんや!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
coco夏ko10角
27
三毛猫ホームズシリーズ、四十六冊目。ドイツにあるお城で殺人事件に巻き込まれた後に今度はちゃんと旅行を楽しもうと泊まったホテルでやはり事件が…。『三毛猫ホームズの騎士道』→本書→『三毛猫ホームズの歌劇場』→『三毛猫ホームズの登山列車』で合ってるのかな?騎士道はシリーズの中でも特に面白かったなぁ。今回も事件がいくつも、誰がどれをやったのかちょっとぐちゃぐちゃ(汗2020/01/27
ビグ
18
騎士道に続きドイツの古城ホテルでの話。名前や顔の知られた著名人が他人の身分を乗っ取り人知れず自分の趣味に没頭するために存在する幽霊クラブ。騎士道でもそうだったが、古城ホテルに不気味さを感じる。軽いけどなんとなく読後感がよろしくなかった。このあたりの作品は赤川次郎センセーがドイツ旅行に行った後に執筆したものなんだろうなと思わせる。2022/10/30
naoyu
6
三毛猫ホームズシリーズ。今回も面白かった。相変わらず、ホームズは何でもお見通し。2014/06/13
byk
2
ドイツのある古城ホテルに泊まった片山一行。そこで、婦女暴行事件が起こり、被害者の女性は、犯人は片山義太郎だといい… 2013/05/12
みや
1
手放す前に再読。2014/10/18