出版社内容情報
ブエノスアイレスの場末を舞台に命知らずのチンピラたちを描く「バラ色の街角の男」、大戦下の欧州で真偽不明の書誌情報から暗殺事件の謎を探る「小道の分岐する庭」、推理小説風のストーリーに巧みなアイロニーと人間の運命をめぐる思索が織り込まれた復讐劇「エマ・ツンツ」など、推理小説と幻想文学が融合した魅惑の世界を堪能できる9編。解説では、最新の伝記研究を踏まえ、神格化された作家の真実に迫る。
【目次】
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Porco
22
ボルヘスを形而上学的幻想文学作家と自分は定義しているので、【小道の分岐する庭】前の収録作で、暴力やチンピラや復讐劇などを取り上げる作品があることが意外で、驚きというのが先に感情としては表に出てきた。解説で言われている、「初めてのボルヘスとして読みやすい」という論調については、読みやすい?のだとは思う。そもそもボルヘスという作家の作品はわかりやすい/わかりづらいで語るものなのか?という疑問があるので、頭に疑問符が浮かんだ状態ではあるものの、『伝奇集』と比較した時は確かにこちらの方がまだ…とは納得。2026/10/19
亜済公
2
表題作が良い。題名もかっこいい。2026/10/12




