出版社内容情報
いま人文知の現場はどこにあるのか? 働きながら考える人のための人文知の現在地を、「実践者」たちが議論した記録。「働く人にとって人文知とはどのようなものか」「人文知はそれぞれの仕事、暮らし、現場でどのような働きを持つのか」「人文知が誰も取りこぼさないようにするために何ができるか」――その手がかりになる視点や試みを示し、バラバラな現実を生きる私たちに共鳴する人文知の可能性を模索する。
【目次】
内容説明
働きながら使い、実装する「知」。「令和人文主義」は時代精神なのか?学者や会社員など12人の「実践者」が集まり、働きながら考える人のための人文知の現在地を議論した記録。仕事で、暮らしで、それぞれの現場で―バラバラな現実を生きる私たちに共鳴する人文知の可能性を模索する。
目次
第一部 人文知のユーザー(欧米のエスタブリッシュメントは、人文知が使えて当たり前;欧米にあって日本にない、人文知とビジネスが交わる場所 ほか)
第二部 人文知の流通とメディア(人文知は音声メディアと相性がよい;文脈をつくり、ベネフィットを提示することが動画の勝ち筋 ほか)
第三部 前篇 2020年代の時代精神(倫理学以外の分野にも倫理がある;ビジネスパーソンはバカじゃない ほか)
第三部 後篇 令和人文主義とは何か?(提唱者と批判者の、膝をつき合わせた対話;企業が公共セクターを担うということ ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ys
6
元気が出ました2026/09/29
フクロウ
0
「「令和人文主義」的なもの」が「共有」している「マナー」こそは「論破をしない」ということ(240頁)という部分(「論破」という語はひろゆきを想起させ不適切なので「徹底的な批判」とする)、この「徹底的な批判」を欠くことは令和人文主義界隈の人文主義として致命傷であろう。批判なき知性は資本の奴隷、もっと正確に言えば信用供給源がほぼ国家に一元化されてしまった2026年の日本社会の人々の心性を覆うのはプレカリテであり、社会が極端同調モードに覆われているところ、それに阿諛追従し徒党に加担する営為にしかならない。2026/10/07




