内容説明
デパートでいちばん輝いている場所、食品売り場、通称「デパ地下」。なぜ人はデパ地下へいくとウキウキするのか。小田急百貨店新宿店の地下にたたずむ逸品のひとつひとつをショージ君が味わい深く考察。トレンドも老舗も春夏秋冬もすべてつまった味の宮殿を探険したら、今宵は美味珍味で一献。
目次
春(ニッポンの卵酒の夜明け;チーズケーキのおっとり ほか)
夏(焼きアスパラ;無心へのいざない ほか)
秋(北海道からの贈り物;あとをひく栗 ほか)
冬(湯気の贈り物;素直になれないローストビーフ ほか)
著者等紹介
東海林さだお[ショウジサダオ]
本名庄司禎雄。昭和12(1937)年東京生れ。早稲田大学露文科中退。45年第16回文芸春秋漫画賞、平成7年第11回講談社エッセイ賞受賞。9年、漫画とエッセイ両分野の活躍により第45回菊池寛賞受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
緋莢
19
毎月一点、食品売場で選んだ商品をテーマに漫画と文章を書き下ろした小田急百貨店の新聞広告をまとめたもの、という面白い試みの本です。タイトル、見開きで漫画と文章、商品説明という作り、約250ページほどという事もあり、あっという間に読めてしまいますが、味わいがあります。焼きアスパラ、餃子、チョコレート、人参ジュース、ワインなど 紹介されているものは実に様々です。「アフアフと噛みつき、唇がアフアフと肉マンの中に沈んでいくとき、〝肉マンの幸せ”を感じる」という文章が好きでした。2019/07/05
熊本震災10年の雨巫女。
15
小田急百貨店のデパ地下の話。食べたことあるもの、ないものもあり、楽しい。2011/03/23
akogoma@灯れ松明の火@SR推進委員会
13
小田急百貨店が仕掛けたシリーズ広告をまとめたものだそうだが、筆者の手書き文字とイラストで紹介するおいしいモノたちは、味があってかなりそそられる。10年以上前の刊行なので、現存しないモノもあるだろうけど、いくつかはしっかりメモメモ。丸かじりシリーズも読んでみたくなった。2016/01/13
kayak-gohan
11
この本を読んでいる最中にショージ先生の訃報を知った。小田急百貨店新宿店のデパ地下の新聞広告が一冊の本に纏められたもので、1999年9月毎日新聞社から刊行された。文庫化は2003年8月。日本全国の食の銘品をショージ先生がユーモアたっぷりに紹介する。デパ地下の食品売り場は見るだけでなく試食・試飲もあったりして一粒で二度おいしいワンダーランド。在りし日のショージ先生も試食に舌鼓を打ち、試飲で喉越しを楽しんだに違いない。合掌。2026/04/16
きき
10
東海林さんの文章は、お茶目で可愛くて読んでいてほっこりする。小田急の広告として掲載されていたそうだが、月一点こんな広告が載っていたら「次はどんなのだろう」 とわくわくしそうだな。東海林さん自身デパ地下の事を「夢と希望と憧れのデパ地下」「食べ物の宮殿」と言っていたけれどまさにその通り。沢山の食べ物に囲まれて、居るだけでこんなに幸せになれる場所、そうそうない。そんな食べ物への愛が、手書き絵日記で綴られていることによってさらに深く表されているて思う。所々、修正したり後から加えたりした跡が残ってるのも微笑ましい。2016/08/01
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