出版社内容情報
『ゴジラ-1.0』『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』『ターミネーター』『アルマゲドン』……。「特攻モノ」には人の心に刺さる「何か」がある。「特攻モノ」に対しては「太平洋戦争の悲劇の象徴である特攻隊を、ポジティブな感動と結びつけてはならない」という強い禁忌の意識も持たれてきたが、「正しさの色眼鏡」を外すと、心に刺さる「何か」の正体が見えてくる。鍵となるのは「命のタスキ」と「勇敢な父祖たち」だ。
【目次】
内容説明
心に刺さる作品には特攻の「文法」がある。「めっちゃ泣けた」―あなたの気持ちはそれで納得ですか?「美化している」―あなたの批判はそれで満足ですか?右も左も飲み込んで、号泣、冷笑、炎上のその先へ!
目次
第1部 《ゴジラ‐1.0》を特攻文学として読み解く(ゴジラが問う「終わらない戦後」;一九四七年の海神作戦;「未来を守る」と「父になる」;祖国の立ち上げをやり直す)
第2部 刺さる映画に閉じ込められた想像力を解凍する(日本の特攻文学映画の現在―《あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。》と《Fukushima50》;特攻で人類を救い全米を泣かせる―《インデペンデンス・デイ》と《アルマゲドン》;ブレイブに与えられる最高の名誉―《ラスト・フル・メジャー》と《ハクソー・リッジ》;複雑な因果連関のループを読み解く―《ターミネーター1・2》;複数の軸が並立する物語を読み解く―《ディープ・インパクト》;キーワードで振り返る感動の文法)
著者等紹介
井上義和[イノウエヨシカズ]
1973年、長野県松本市生まれ。京都大学大学院教育学研究科博士後期課程退学。京都大学助手、関西国際大学准教授等を経て、帝京大学共通教育センター教授。専門は教育社会学、歴史社会学
坂元希美[サカモトノゾミ]
1972年、京都府京都市生まれ。京都大学大学院教育学研究科修士課程中退後、作家アシスタントや業界専門紙誌を経て、フリーのライターに。おもにウェブメディアで幅広く取材、執筆中。がんサバイバー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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