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出版社内容情報
コナリミサト、カツセマサヒコ絶賛!
日々に息づく希望を描いた全4篇の物語。
▼収録作
顔も名前もわからない、でも確かに繋がっていた友人を想う
--『友達だった人』
日々に行き詰まる自分を助けに現れたのは、もう2人の自分
--『3人いる』
幼い頃に描いたうさぎの絵が運んでくる、幼馴染の胸のうち
--『青色のうさぎ』
誰かに生き方を決められてきた女性たちの、旅先での共鳴
--『指先に星』
【目次】
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
天の川
52
本屋さんでふと手に取った知らない作家さん。自主制作の作品3編と書き下ろし1編。表題作がやはり良い。誹謗中傷や世論の扇動に使われることもあるSNSだけれど、本来、柔らかく温かい繋がりをツールなのだと思わせてくれる。悲しいけれど温かなラストに胸打たれる。『青色のうさぎ』の”人は物語の中に自分がいないか探している”のフレーズ、『指先に星』の人が抱える様々な苦労と薄っぺらな優しさに気づく主人公が自分に自信を取り戻し、歩き出そうとする小さな光。読み終わって、この不思議な表紙絵がまたジンとくる。2025/12/18
和尚
34
好き、一気にファンになりました。 四つの物語が凄く心に来る、言葉にできない大事なものが描かれた短編集でした。 あとがきで、最初の話について触れられてた「横、横、横」。物語が良すぎて全然気づかなくて読み直して笑っちゃいました。 おすすめです!2025/11/24
ぐっち
16
顔も名前も知らない友達、3人の自分、一緒に絵を描く幼馴染、職場の仲良くない人…この漫画の距離感、好きだ。この漫画を読んだあとは、よく眠れそうな気がする。2025/12/11
今庄和恵@マチカドホケン室コネクトロン
14
友達という言葉が嫌いでしたが、これを読んで私も誰かの友達になりたいと思いました。2025/12/08
ちょこ
14
表題作が試し読みでよかったので購入。これはネットを、SNSを長らくやってる人は刺さる。名前も顔も知らない、何も知らないようでいて知ってることもちゃんとある私の大事な友達を思う話。「青色のうさぎ」の台詞、「人は物語の中に自分がいないか探してるんだって のぞみが作った物語の中にあの人がいたんだと思ってさ」がこの漫画を表しててぐっとくる。私みたいな人のために描かれた物語に出会えるのってすごく幸せなことなんだよ。「指先に星」で描かれるシスターフッドもとてもいい。この物語を必要とする人たちは少なくないはずだ。2025/11/22




