出版社内容情報
あの日の朝、僕は目が覚めたら目が見えなくなっていた。36歳にして視力を失った著者による、まるで小説のような自伝エッセイ。――視力を失った僕は今、青く澄んだ闇の中に生きている。見えていたころには見えなかった、目には見えない大切なものが見えてきた。声を出して泣ききることも、人に頼って助けを求めることも、難しいことではなかったんだ。僕は生きることがずっと楽になった。――ジェーン・スー(コラムニスト)推薦。
内容説明
目が覚めたらそこは新世界だった。視力を失った僕は今青く澄んだ闇の中に生きている。見ていたころには見えなかった目には見えない大切なものが見えてきた。声を出して泣ききることも人に頼って助けを求めることも難しいことではなかったんだ。僕は生きることがずっと楽になった。36歳にして視力を失った著者による小説のような自伝エッセイ。
著者等紹介
石井健介[イシイケンスケ]
ブラインドコミュニケーター。1979年生まれ。アパレルやインテリア業界を経て、フリーランスの営業・PR職として活動していた2016年4月、多発性硬化症により一夜にして視力を失う。絶望の淵に立ちながらも、いくつかの出会いがきっかけとなり視点を切り替えることで、軽やかにしなやかに社会復帰を果たす。ダイアログ・イン・ザ・ダークでの勤務を経て、2021年からはブラインドコミュニケーターとしての活動をスタート。見える世界と見えない世界をポップにつなぐためのワークショップや講演活動を行う。また、セラピスト活動にも注力し、ニュートラルな自分を保ち、内側にある静けさと穏やかさを見つけるための水先案内をしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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