出版社内容情報
「雷が鳴ったらへそを隠す」「集会で静かになるまで時間を計る先生がいる」「必ずイルカショーでずぶ濡れになる」「泥団子がピカピカになるまで磨く」「いつ? 何時何分何秒? 地球が何回回ったとき?」などなど、誰もがどこかで聞いたことの〝あるある〟なシチュエーションを、現代ショートショートの名手・田丸雅智が大胆アレンジ!
内容説明
聞き覚えのある“ベタなフレーズ”を現代ショートショートの名手・田丸雅智が大胆にアレンジ!おなじみの日常が不思議な世界に目の前で反転する。読んだ5分後に、驚きつつも感動する自分が!夢中で読めるドキドキの全10作!
目次
へそのお宝(雷が鳴ったらへそを隠せ)
時空屋(いつ?何時何分何秒?地球が何回まわったとき?)
はぴぞう(ため息をつくと幸せが逃げる)
雨の粒たち(出かけると必ず雨が降る雨女)
泥の人々(泥団子づくりに夢中になる)
私語感染(静かになるまで、5分かかりました)
退会の旅(退会ページが見つからない)
もへじくん(へのへのもへじを描く)
邪狩人(夜、口笛を吹くと蛇が出る)
三日月ショー(水族館のイルカショーでずぶ濡れになる)
著者等紹介
田丸雅智[タマルマサトモ]
1987年、愛媛県生まれ。東京大学工学部卒、同大学院工学系研究科修了。2011年、『物語のルミナリエ』に「桜」が掲載され作家デビュー。’12年、樹立社ショートショートコンテストで「海酒」が最優秀賞受賞。「海酒」は、ピース・又吉直樹氏主演により短編映画化され、カンヌ国際映画祭などで上映された。坊っちゃん文学賞などにおいて審査員長を務め、また、全国各地でショートショートの書き方講座を開催するなど、現代ショートショートの旗手として幅広く活動している。書き方講座の内容は、’20年度から小学4年生の国語教科書(教育出版)に採用(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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