出版社内容情報
犯罪ネットワーク「金石」の幹部が次々に殺される。〝黒石〟と呼ばれる謎の殺人者の仕業か。首都圏の過去十年間の未解決殺人事件を検討した鮫島らは、知られざる大量殺人の可能性に戦慄した――。神出鬼没で正体のつかめない殺人者〝黒石〟と、反抗するものへの殺人指令を出し続ける〝徐福〟の秘匿されてきた犯罪と戦う鮫島。「金石」メンバーの逆襲はあるのか? 絶体絶命のクライマックスまで一気に疾走する傑作長編!
内容説明
犯罪ネットワーク「金石」の幹部が次々に殺される。“黒石”と呼ばれる謎の殺人者の仕業か。首都圏の過去十年間の未解決殺人事件を検討した鮫島らは、知られざる大量殺人の可能性に戦慄した―。神出鬼没で正体のつかめない殺人者“黒石”と、反抗するものへの殺人指令を出し続ける“徐福”の秘匿されてきた犯罪と戦う鮫島。「金石」メンバーの逆襲はあるのか?絶体絶命のクライマックスまで一気に疾走する傑作長編!
著者等紹介
大沢在昌[オオサワアリマサ]
1956年生まれ。愛知県名古屋市出身。慶應義塾大学中退。1979年第1回小説推理新人賞を「感傷の街角」で受賞し、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ノンケ女医長
20
狙った相手の命が絶える瞬間までを見届ける、惨たらしい方法で復讐を遂げる犯人。殺人行為に自分の生きる理由を見出しているような気がして、犯人の心理を読み取ろうとするほど非常に辛いものがあった。それ以上に、冷静な判断で犯人追い詰めていく警視庁のメンバー。度胸と智力に天晴れ。命懸けでアジトに踏み込んだ鮫島たち、きちんと評価を受けたんでしょうか?他県警の枠を超えた偉業、阿坂生活安全課長率いる班員に警察庁が盛大に褒め称えてほしい。2026/01/11
Nao Funasoko
19
ちょうど本書を読んでいる時に元県警の方からトクリュウや特殊詐欺についての話しを聞く機会があったことで "金石"=ネットワーク型組織がリアルに感じられた。 阿坂課長、矢崎ら新しいメンバーもこなれててきた様子。鮫島も少しずつ変化ってきてる。 時折挿る過去の事件や桃井、晶に関する記述が初期からのファンの心をくすぐる。 「俺はバカマッポになっていた」のくだりはちょっと泣けた。 新宿鮫シリーズは単行本でも文庫でも読んではいるが、やはり、新書版のカッパノベルスの二段組が一番しっくりくるなあ。2025/02/27
キクマル
13
本当に久し振りの読書でした。他の事に夢中に、なり過ぎて本を読んでいませんでした。「新宿鮫Ⅻ黒石」!大変、面白かったです。かつて新宿で働いていた者としては新宿鮫は手放せませんね(^^)2025/03/31
Dai(ダイ)
10
前作からの続きだが、厚さは半分くらいのページ数となっている。今回は前作に比べある程度見つけるべき犯人が分かっているためテンポよく追い詰めていくのでスピード感はアップしている。ただし、あまり新宿鮫としての迫力はなく普通の刑事小説のようでもあった。シリーズも12冊目となったがまったく終わりは見えてこず、むしろ作者自身終わらせる気がないのではと思い始めている。2025/07/16
本八幡蟹蔵
6
安定で面白かった。が、「~かもしれない」「〇〇の可能性がある」等々、だいぶ仮説で皆一同「それだ!」と確信してしまい、そこで行動して成就するという場面が多いように思えた。裏も取らず予想100発100中で決まるわけないのだから、そこはちょっとアレだなあと思った。リアリティを追求するわけではないのだが、味である大胆な展開とソレとはちょっと分けて描いてほしかった。だけど鮫は面白い。次作はどうなることやら。でもまあ最高シリーズなので絶対読むけど。2025/08/31




