光文社文庫 光文社時代小説文庫<br> かすてぼうろ―越前台所衆於くらの覚書

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かすてぼうろ―越前台所衆於くらの覚書

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  • サイズ 文庫判/ページ数 328p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784334103682
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

関ヶ原前夜、山深い田舎で育った十三歳の於くらは、越前府中城の炊事場で下女働きを始める。ある夜、一人夜中まで働く於くらのもとに、城仕えと覚しき初老の男がつまみ食いをしにやって来る。於くらの作った夜食をうまそうに食べるその人物は、なんと城主・堀尾吉晴だった……。料理の才に恵まれた少女が、自らの才覚と実直な人柄で戦乱の世をひたむきに生き抜いていく、戦国グルメ絵巻!

内容説明

山深い田舎で育った十三歳の於くらは、越前府中城の炊飯場で下女働きを始める。ある夜、於くらが一人働いていると、城仕えと覚しき初老の男がつまみ食いをしにやって来る。於くらの作ったおやきをうまそうに食べるその人物は、なんと城主・堀尾吉晴。料理の才に恵まれた少女が、自らの才覚と実直な人柄で、関ヶ原合戦前後の激動の世をひたむきに生き抜いていく。

著者等紹介

武川佑[タケカワユウ]
1981年、神奈川県生まれ。立教大学文学研究科博士課程前期課程(ドイツ文学専攻)修了。書店員、専門紙記者を経て、2016年「鬼惑い」で第1回「決戦!小説大賞」奨励賞を受賞。’17年、甲斐武田氏を描いた書下ろし長編『虎の牙』でデビュー。同作は第7回歴史時代作家クラブ賞新人賞を受賞。’21年『千里をゆけ くじ引き将軍と隻腕女』(文庫化にあたり『悪将軍暗殺』に改題)で、第10回日本歴史時代作家協会賞作品賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しゃお

18
戦国時代末期の越前の国。農家の娘の於くらが人に寄り添う料理を作る姿が清々しくも凛々しく映る、お仕事小説であり成長物語。地元が舞台だけに冒頭から知っている場所が出てくるのでイメージしやすかったです。基本的に悪い人がいないので読み終えて心地良くなれるのもいいですね。欲を言えばもう少しじっくり読みたいと思わせる、恋愛や歴史的背景、武士の誉、それに戦についてなど様々な要素も詰まっています。於くらにとって料理が戦ではあるけど、それを通じて未来へと繋げていこうとする姿、眩しかったです。2024/12/02

ごへいもち

11
いろいろ違和感。苦手な戦国時代だからかな 2024/08/18

那生

0
百姓の娘、於くらが城の台所衆になる。 色々あって、めでたしめでたしだけど、めでたすぎだよ(笑) もう少し深く書いて欲しかったなあ。 2025/05/15

グランくん

0
戦後期末期、秀吉死後に越前で農家の娘から府中城の厨房方にあがった、於くらの姿を描いた物。 城主は堀尾吉晴。尾張出身で、信長秀吉と仕えた。吉春は、下女であった於くらを気に入り色々と注文を出し、便宜も図った。関ヶ原では、息子共々家康に付き、論功として出雲で大封を賜った。 別れに際し、於くらは吉晴と約束する。人の心に寄りそった料理を作ると。 台所衆しかも女性という、目新しい視点からの戦国物語です。 一生懸命、仕えようととする於くらの成長の姿が描かれております。2024/05/01

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