出版社内容情報
「世のため人のために働け」の家訓を命に、金でも何でも可哀想な人たちに分け与えるため、自身は貧しさにあえぐ小普請組の若旗本・高山和馬。
ある日、ひょんなことから見ず知らずの「ご隠居」を屋敷に連れ帰る。実はこの老人、料理や大工仕事はいうに及ばず、体術剣術、医学、何にでも長けたスーパー爺だった!
和馬はこの老人と暮らすうち、いつしか幸せの伝達師に!
好評シリーズ第8弾!
内容説明
小普請組旗本高山和馬の屋敷門前に赤ん坊が置き去りにされていた。母親に心当たりがある深川診療所の産婆・千晶は、蕨宿で見たという飛脚の話から和馬と母親探しに。川止めで志村宿に足止めされるが、そこには育てられぬ赤子を託す「赤ん坊地蔵」があった。話を頼りに二人が中山道を下っていくと、桜というその母親が見え隠れするのだが…。二人は母親を見つけられるか!?
著者等紹介
井川香四郎[イカワコウシロウ]
1957年、愛媛県生まれ、時代小説シリーズ多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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とし
67
ご隠居は福の神「赤ん坊地蔵」8巻。高山和馬の屋敷門前に赤ん坊が置き去りにされていた事から、母親探しに和馬や千晶が奔走する事になるが、やはり最後はご隠居さんの出番でした。 2022/04/11
ERI
2
シリーズものだから 要は吉右衛門と和馬の活躍なんだけど 毎回違った人情話で面白い 昔も今も人の本質は変わらないんだな~とつくづく思う やっぱり真っ当に生きるのが人の道だ~2024/11/30
Masayoshi Arakawa
2
2022026 図 あんまりおもろなかった‼️2022/06/26