光文社古典新訳文庫<br> 黒馬物語

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光文社古典新訳文庫
黒馬物語

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  • サイズ 文庫判/ページ数 448p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784334103200
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

黒くて美しい馬ブラックビューティ。母馬と牧場で過ごした幸せな仔馬時代、優しいご主人の厩舎での成長や活躍、都会の新たな主人のもとで体験した虐待、見聞きした仲間の馬たちの物語まで、その波乱に満ちた一生を、馬自身の視点から描いた動物文学の名作(小学5年以上の漢字は総ルビ)。

内容説明

馬の扱いに長けた人間たちや、仲間のメリーレッグスやジンジャーと楽しく暮らしていたブラックビューティ。ときに浅はかな人間たちに酷使される馬たちの姿に心を痛めたが、彼にも都会の馬車馬としての過酷な運命が待っていたのだった。馬の視点から語られた動物文学の歴史的傑作。

著者等紹介

シューウェル,アンナ[シューウェル,アンナ] [Sewell,Anna]
1820‐1878。英国ノーフォークで敬虔なクエーカー教徒の家庭に生まれる。14歳で足首に重傷を負ったのがきっかけで両足が不自由となり、移動を馬車に頼る生活を余儀なくされる。こよなく馬を愛し、7年近くかけて執筆した『黒馬物語』を1877年に発表。「馬に対するやさしさ、同情心、理解ある扱いを促すこと」を目指した同作は発売直後から大ベストセラーとなり、近代社会における馬の扱いが格段に改善されるきっかけになった。唯一の著作となった『黒馬物語』は全世界50以上の言語に翻訳され、5000万部以上を売り上げている

三辺律子[サンベリツコ]
白百合女子大学大学院修了。翻訳家。東京女子大学講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

巨峰

32
馬の半生を馬の目線からいきいき描いた小説で、こんな小説よんでしまったら、みんな馬が好きになるよね!2024/11/06

星落秋風五丈原

24
【ガーディアン必読1000冊】牧場生まれの黒い美しい馬はゴードン家の厩舎で広大で緑豊かな放牧地で仲間達と楽しい時間を過ごしていた。しかしゴードン婦人が病になると、一家は療養のために転地することになり、馬はそれぞれ別の飼い主のもとへ。ここからブラック・ビューティの転変の人生が始まる。ゴードン家よりも雑な扱いをされて体を痛めたり貧しくても優しい辻馬車屋ジェリーのもとで馬車馬として働いたり。最初から人間と共にある人生を歩んできた馬が、野生馬になることはなく、またそのような広い場所もない。馬の人生は人次第である。2024/08/07

還暦院erk

15
図書館本。美しい挿絵多数。文体も易しい感じ。第一部は主人公「ぼく」が伸び伸びと過ごしていて周りの人間たちにも恵まれていて「児童文学?上手くいきすぎ?」とか思いつつ読んでいた。まぁジンジャーの思い出話はのっけからシビアなのだが。で、第二部から「ぼく」やジンジャーの境遇が苛酷になっていく…御者も馬丁も悪い奴は悪い。第三部からは御者を残酷に扱う某親方や横暴な客たちまで次々出てきて以下内緒。結末には少しサプライズあり。辛い運命の馬も不幸せな労働者も続出するけど、全体的には善き物語!しみじみ感動した。馬らぶ♡2024/09/11

timeturner

10
子供の頃抄訳で読んだ時にはブラックビューティーの行く末だけが気になったけど、大人の目で全訳を読むと、馬の苦しみを人々に知ってもらいたい、社会を動かしたいという作者の願いが強く伝わってくる。馬の気持ちを知り尊重しようという気持ちは、人の気持ちを知り尊重することにつながる。労働者階級の人々にも目配りし、貧困、劣悪な労働環境、酒害、戦争など、様々なことを考えさせる内容だった。2024/06/26

かしこ

6
とても美しい馬ブラックビューティーは額の星と、脚の一本だけがが白い。奥様のつけてくれた名前で、その名前を聞いて馬丁はイギリス風のいい名前だと褒めていた。ペガサスとかアブダラとかいう異国風の名前じゃなくてと。なるほど、イギリスの人からしたらそうなんだね。 これは馬の自伝なんだけど、本を読んでいる間、私は馬になりきっていた。はみをつける時の不快感。見栄えを良くするために上体を無理矢理上げさせる手綱の苦しさ。脚に刺さった石の痛み。体感できる。 人間もいっぱい出てくるのに馬の気持ちになり切る。すごく素敵な本だ。2024/10/31

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