光文社文庫<br> 女神のサラダ

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光文社文庫
女神のサラダ

  • 瀧羽 麻子【著】
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  • 光文社(2024/05発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 384p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784334103132
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

激務で心身ともに疲れ果てた沙帆は、東京の会社を辞め、群馬県の農園に転職。しかし“一流企業”への就職を喜んだ両親に言い出せずにいる。ある日、社長から思いがけない言葉をかけられ……。(夜明けのレタス 群馬県昭和村・高樹農園)三流私大女子学生、シングルマザー、農家の嫁、女社長……。それぞれに事情を抱えながら、農業を通じて、泣きながら笑いながら、成長し変化を遂げていく8人の女性の姿を描いた短編集。

内容説明

激務で心身ともに疲れはてた沙帆は、東京の会社を辞め、群馬県の農園に転職した。しかし“一流企業”への就職を喜んだ両親には言い出せない。そんなある日、農園主から思いがけない言葉をかけられる。(「夜明けのレタス」)三流私大生、シングルマザー、農家の嫁、女社長―。それぞれに事情を抱える八人の女性が、農業を通じて成長と変化を遂げる“読むサラダ”短編集。

著者等紹介

瀧羽麻子[タキワアサコ]
1981年兵庫県生まれ。京都大学卒業。2007年『うさぎパン』で第2回ダ・ヴィンチ文学賞大賞を受賞し、デビュー。’19年『たまねぎとはちみつ』で第66回産経児童出版文化賞フジテレビ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kazuko Ohta

29
「言わなわからん」が信条です。察することは大事だし、言われなくてもわかりたい、わかってほしいとは思うけれど、わかるよわかれよというのは傲慢じゃないかと思ったりもします。ここに登場する人たちはみんな優しい。それがゆえに聞けない。聞かなくても察しているつもりだったけど、ひょっこり聞く機会がやってきたら、とんだ思い違いをしていたことに気づく瞬間がとてもいい。馬鈴薯とレモンの話が特に好きでした。アスパラガスとチーズも好き。『うさぎパン』のときから好きだった著者ですが、久しぶりに読んだらなんだか大人になっていた。2024/09/21

mayu

27
あー!なんて瑞々しいのだろう。最後のトマトの話を読み終えてしみじみ思う。農業を営む人達のレタスから始まりトマトで終わる八話からなる物語は一番を選べない程どれも良かった。思い込みや勘違いでこじれちゃう事あるよねぇ。最後に爽やかな涙を誘う話が多くて、心が潤う。普段何も考えずに手に取っている野菜達は育てて、収穫して梱包して配達されて並べられてと何人もの人の手を通しているんだなぁと感謝の気持ちが広がる、農業に愛情を注いでいる人達の温かい一冊。2024/05/29

katsukatsu

21
年齢も背景も違う農業に関わる8人の女性が主人公の8つの短編からなっています。そのなかでも、と言いたいところですが、すべての短編がいい。「夜明けのレタス」「茄子と珈琲」「本部長の馬鈴薯」「アスパラガスの花束」「レモンの嫁入り」「月夜のチーズ」「オリーブの木の下で」「トマトの約束」と短編のタイトルがまたいい。北は北海道から南は長崎まで、働く女性たちの姿をとらえて、余韻を残しつつも、すっきりとした短編の数々です。そして、最後に「女神のサラダ」というタイトルも、また、よかったなあという仕掛けが待っていたのでした。2024/07/03

19
ずーっと文庫化を待ってた作品でした。ようやく読めた。[読むサラダ]というだけあって、しゃきしゃきの読み応えでした。とても面白かったです。様々な土地での農業を舞台にした短編集。どの話も野菜を育てる人々の暖かさがこもっていて、美味しい野菜は素晴らしい人々から作られているというのを字で言っているようでした。一つのお皿に沢山の人々の愛情と親愛が並ぶのですね。心に栄養染み渡りました。 どの話がよかったって、本当に全部良かったです。 大好きな短編集になりました。2024/05/23

うさぎや

10
農業に携わる女性たちを描く短編集。ほっこりしたり励まされたり。「茄子と珈琲」「アスパラガスの花束」「オリーブの木の下で」が特にいい。2024/05/21

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