光文社新書<br> 子どものこころは大人と育つ―アタッチメント理論とメンタライジング

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光文社新書
子どものこころは大人と育つ―アタッチメント理論とメンタライジング

  • 篠原 郁子【著】
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  • 光文社(2024/03発売)
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  • サイズ 新書判/ページ数 296p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784334102517
  • NDC分類 376.11
  • Cコード C0211

出版社内容情報

発達心理学者・ボウルビィが提唱したアタッチメント(愛着)は母子間の特別な絆と考えられがちであるが、実際には子どもにとって重要なすべての大人との間に形成されうる。本書ではアタッチメント理論をベースに、子どもが大人とのかかわりの中でどのように心を育て、生きる力を得ていくのかをやさしく解説。親や養育者はもちろん、保育士や教師、そして子どもを愛するすべての大人に捧げるアタッチメント理論の実践的入門書。

内容説明

ジョン・ボウルビィが提唱したアタッチメント(愛着)は母子間の特別な絆と考えられがちだが、実際には子どもにとって重要なすべての大人との間に形成されうる。本書では、子どもが身近な大人との関わりの中でどのように心を育て、生きる力を磨いていくのかを、心で心を思うことをベースにわかりやすく解説する。家庭の養育者や幼児教育・保育、学校の先生はもちろん、子どもを愛するすべての大人に読んでほしいアタッチメント理論の新たな入門書。「この本が、子どもの心を思い、子どもに関わる大人の心を思い、そしてあなたの心を思う時の灯になれば幸いです(終章より)」。

目次

第1章 幸せな子どもはくっついて育つ アタッチメント理論の概要
第2章 大人が子どもにできること 安定したアタッチメントの背景
第3章 大人のこころで子どものこころを思う 子どもへのメンタライジング
第4章 子どものこころはどこにある? 赤ちゃんへのマインド・マインデッドネス
第5章 そうして子どもに育つもの アタッチメント関係
第6章 人生を歩むちから アタッチメントと非認知能力
終章 伸びゆく子ども いつでもここから…

著者等紹介

篠原郁子[シノハライクコ]
九州大学教育学部卒業。京都大学大学院教育学研究科博士後期課程単位取得退学。博士(教育学)。専門は発達心理学、教育心理学。国立教育政策研究所生徒指導・進路指導センター、および幼児教育研究センター主任研究官等を経て関西外国語大学外国語学部教授。2024年度より立命館大学産業社会学部教授。乳幼児期の社会情緒的発達を中心に、親子関係、幼児教育・保育の研究を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ゆいきち

28
たしかに、母、父、自分の閉鎖的な世界から、突然「保育園」という第三者がいる社会に放り込まれたら、不安と恐怖でいっぱいになりますよね…。それでも子どもたちが毎日保育園で1日過ごしていられるのは、「母親」「父親」という安心基地があることを知っているから。基地があるから旅立っていける。勉強ができることや良い大学に入ることも大切だけど、自己肯定感だったり、社会的な能力を育むことは、今後の人生で学力よりも非常に重要ですよね。乳幼児期にしっかり周りの大人たちと情緒的な結びつきを得ていくことが大切なんですね。2024/09/29

ひろか

9
これは五つ星。泣き止みたいから泣くのだ。これはおすすめしたい。2024/03/30

いとう

7
子どものこころは「養育者」と育つ、ではなく「大人」と育つ、とする理由をアタッチメント・ネットワーク、メンタライジングで説明。養育者の行動が子どものアタッチメントに直接影響を与えるのではなく、『大人』が子どものこころを想定してあれやこれやと関わることが、子どもの社会情緒的能力をはぐくみ、アタッチメント形成につながっていくことを自身の研究と文献から紹介(詳解)。親子支援に携わる者として「母親を追い詰めるようなメッセージp22」を自分も知らずに発しているのではないかと自問する日々に、一筋の光明が差すような内容。2024/03/29

せっかちーぬ

6
母から生まれ、母や父、他の家族とのアタッチメントを経て社会へ。そのいずれかで、いくら密接に関わっていても、社会に出ることは不安。先々で、社会にいる我々は発達の当事者になり、その先に繋げる。対応が百発百中でなくてもいい。関わりながら、一緒に答えを見つけていくことが大切。「関係はいつでもここから」という言葉と最後の2ページは、子育てに悩む人達と回し読みしたい。支援する人にも「大丈夫」って言ってくれる人、必要だよね。私にも支援が欲しいと思うのは、自然なことなんだな。2024/12/14

リットン

5
親は子どもにとっての安心の基地であることで、子どもがいろんなことに挑戦できるようになるというのはなるほどなぁと思った。子どもがなにが好きか、なにをやりたがるかはわからない中で、親が無理にいろんなことをさせようとするのは難しそうだけど、安心の基地として子どもが挑戦する土台になってあげることならできるかもしれないな。安心の基地であるためには、あなたを大切にしているよ、話を聞いているよ、気持ちを理解しようとしているよ、という姿勢を見せることが大事というのも勉強になる。筆者と娘さんのほっこりエピソードもすごくいい2024/04/25

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