出版社内容情報
泉岳寺門前町にある評判の古着屋、鳴海屋。過去にあった誘拐と、悲しい一家心中事件を経て、かつての奉公人だった夫婦が後を受け継ぎ営む店だった。木戸番小屋の杢之助を訪れた一人の男がきっかけとなり、鳴海屋をめぐる十年前の騒動がまた鎌首をもたげる。隠された事件の謎が明らかになるとき、新たな殺意が芽生える。一触即発の事態を前に、杢之助が取る必死の作戦とは。
内容説明
泉岳寺門前町にある評判の古着屋、鳴海屋。十年前にあったかどわかしと一家心中事件を経て、かつての奉公人だった夫婦が後を受け継ぎ営む店だった。木戸番小屋の杢之助のもとを訪れた男がきっかけとなり、鳴海屋をめぐる過去がまた鎌首をもたげる。隠された騒動の謎が明らかになるとき芽生える、新たな殺意!一触即発の事態を前に、杢之助が取る必死の作戦とは。
著者等紹介
喜安幸夫[キヤスユキオ]
1944年生まれ。兵庫県姫路市出身。’98年『台湾の歴史』で第7回日本文芸家クラブノンフィクション賞受賞。2001年『はだしの小源太』『身代わり忠義』などで第30回池内祥三文学奨励賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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