出版社内容情報
かつて育てた愛し子が、今世では婚約者に!
大国・芳には華佗という女帝がいた。彼女は人間よりも草花を愛し、「百花の魔女」と呼ばれていた。だが、華佗は謂れのない罪を問われ斬首されてしまう。しかし彼女は国の皇女・璃珠の中に生まれ変わった。気がつけば死後八年が経っていて、かつて三年ほど共に過ごした愛し子・九垓はすっかり大人の男に成長し、驍国の若き皇帝として君臨していた。一方、璃珠は九垓の婚約者となるが、当の九垓が想う相手はかつての「百花の魔女」ただひとり。
(でもそれ、わたしの前世なのだけど……)
九垓のために何かしたいと願う璃珠。しかし璃珠をまるで相手にしない九垓。そんな中、璃珠が華佗の生まれ変わりだと知った九垓は、一転して態度が激甘に。
いよいよ婚儀まで、あと数日に迫ったある日、
「婚儀なんてただの儀式じゃないの。おまえのその『結婚したい』という欲求が理解し難いわ」
「……こんなに愛してるのに……」
かみ合わない二人の前に昊国皇帝・榮舜が現れ、横から璃珠に求婚する。昊の稀少な植物に興味を持つ璃珠はそれを受け入れ、高らかに九垓との婚約破棄を宣言するが!?
内容説明
大国の芳には「百花の魔女」と呼ばれる女帝・華陀がいた。しかし無実の罪で斬首されて八年後、彼女は同国皇女・璃珠の中に生まれ変わっていた。一方、かつて華陀と三年ほど共に過ごした愛し子・九垓は驍国の若き皇帝となっていた。死んだ華陀を一途に想う九垓は当初、婚約者の璃珠を拒絶していたが、その中身が華陀だと知ると態度が一変、溺愛モードに突入し、璃珠を辟易させる。そんなある日のこと、婚儀を数日後に控えた二人の前に昊国皇帝・榮舜が現れて璃珠に求婚する。昊の稀少な植物に興味を璃珠はそれを受け入れ、高らかに九垓との婚約破棄を宣言するが!?
著者等紹介
織都[オリト]
横浜出身(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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