名前のない鍋、きょうの鍋

個数:
電子版価格
¥1,760
  • 電子版あり
  • ポイントキャンペーン

名前のない鍋、きょうの鍋

  • 白央 篤司【著】
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • 光文社(2023/10発売)
  • ゴールデンウィーク ポイント2倍キャンペーン対象商品(5/6まで)
  • ポイント 32pt
  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年05月03日 21時32分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 208p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784334101015
  • NDC分類 596
  • Cコード C0095

出版社内容情報

自宅にお邪魔し同じ食卓で一緒に鍋をつつくと、湯気の向こうにその人が見えてくる――名もなき鍋が雄弁に語る、それぞれのかけがえのない生活や思い、人生とは。大事な人の思い出が詰まった追憶の鍋もあれば、栄養バランスや手軽さを優先した合理的な鍋もある。「鍋とはこういうものである」という枠組みをはずし、鍋を通して人と語る18編。あなたの家の「名前のない鍋」は何を語ってくれますか?

内容説明

自宅にお邪魔し同じ食卓で一緒に鍋をつつくと、湯気の向こうにその人が見えてくる―名もなき鍋が雄弁に語るのは、それぞれが営んできた日々の蓄積だ。大事な人の思い出が詰まった追憶の鍋もあれば、救済としての鍋もある。「鍋とはこういうものである」という枠組みをはずし、鍋を通して人と語る18編。

目次

1 マイ鍋・マイスタイル―ひとつひとつ、日々の営みを積み上げて(海老も入るけれど「実は普段は…」な豆乳ごま味の鍋;現在就活中 辛みしっかりで作るスンドゥブ;きのこが欠かせない味噌煮込み鍋はふるさとの味;仕事を終えてからお手製の冷凍野菜でサッと作るひとり鍋;どこかで食べた「魚すき」を真似て作る“ほぼ俺流”の鍋)
2 私や私たちを救う鍋―自炊とのきっぱりとしたつきあい方(手づくりの鶏団子入りがお決まりの寄せ鍋 シメは“ひもかわ”;漫画原稿の合間にチルドの餃子とミックス野菜で作る鍋;お酒だけで煮ていく 具材は4つだけの「うちでいちばん適当なお鍋」)
3 家族のためにこしらえる鍋―そこに大切な人がいるから(“3点セット”で娘のために煮えた具をすり潰すいつものトマト鍋;山盛りほうれん草に桜の花まじる豚しゃぶ鍋;細切り野菜とごはん入り肉団子の食べやすいお鍋)
4 鍋に想うあの人、あのとき―欠かせない具材に記憶が宿る(釜山の母に習った鯖とキムチの蒸し煮鍋;しっかり煮込んだ“プヨプヨ”食感のかぼちゃ入りうどんすき;欠かせないのは鱈と牡蛎 犬と猫に囲まれて食べるいつもの鍋;ゆきひら鍋で白菜、豆腐、鶏を煮る 師匠に教わった鍋)
5 我に遊び、鍋に楽しむ―楽しみとしての食(薪ストーブのそばで食べるケジャン入りのキムチと野菜の鍋;鍋をしたいときは友人宅へ 材料を持ち込むのがいつものパターン;裏の畑からもぎたて ハンサムグリーンレタスがメインの野菜しゃぶしゃぶ鍋)

著者等紹介

白央篤司[ハクオウアツシ]
フードライター、コラムニスト。1975年生まれ、早稲田大学第一文学部卒業。出版社勤務を経てフリーに。日本の郷土料理やローカルフード、現代人のための手軽な食生活の調え方と楽しみ方、より気楽な調理アプローチを主軸に企画・執筆する。メインテーマは「暮らしと食」(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よこたん

37
“私はこの『塩ぽんず』に鍋の出汁をちょっと入れてゆずこしょう少々を溶き、煮えたキャベツと豚しゃぶ肉をつけて食べるとき、心から幸せな気持ちになる。” うわー食べたい。子どもの頃は、わーい鍋だ!とはならなかったのに、今では隙あらば鍋を企てている。野菜肉魚と好きな具を、好きな味でぐつぐつと。つけダレも各々好きなように。なんて自由。同じ具のセットを用意しても、家庭ごとに出来上がりは違ってくる。これ入れたらおいしいよね?これ省いてもオッケーやね?で、わが家の鍋になっていく。18名の鍋から見える、暮らしと人生。 2024/01/22

もけうに

7
とても面白かった!市井の人々の、「ふだんの鍋」を見られるのが楽しい。鍋を通して普段の食生活・料理感・仕事・人生まで見えてくる。新鮮な食材に拘るものから、鍋つゆの素を使ったお手軽なもの、ごった煮タイプ、と様々。でもどれも美味しそう。鍋は凝ろうと思えばどこまでも凝れるし、時間が無い時にお手軽に美味しく栄養を摂ることも出来る。私も一人暮らしの時には散々お世話になった。まだ連載は続いているようなので、続編にも期待。2024/02/05

mame

7
市井の人たちへの取材をまとめた本。それぞれの鍋や話が興味深い。「おべんとうの時間」やNHKのサラメシが好きなら、楽しめると思う。2024/01/28

コオロ

3
あるものでテキトーに作れるのが鍋のいいところだが、それでも各々にある「鍋にはこれがないと」というこだわりを通して、その鍋を作った人物の人柄と半生を描き出す突撃鍋取材ルポ。もともとは名前もレシピもあったが、何度も作って自分流に馴染ませていくうちにただの「うちの鍋」になるプロセスにはちょっとじんときた。いやしかし、酒だけで煮る鍋の豪快さには度肝を抜かれたな……。2024/08/23

お抹茶

2
一般人の家を訪れ,お手製の鍋料理をいただく。料理のおいしさだけでなく,その人の人柄や生活の香りや生き方が伝わってくる文章。塩,醤油,胡麻油で味付けをした鶏団子。熱々の昆布出汁で豚とほうれん草。著者のお気に入りはきのこたっぷりのうどんすき。めんつゆか白だし,冷凍の茸ミックス,練り物,刻み揚げ,冷凍うどんに野菜。2025/04/11

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/21627982
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品