内容説明
笑顔が増える!視野が広がる!36のエクササイズ。さあ「折れない心」の親になろう。どんなにしんどいときでも子どもを動揺させない心の柔軟性を身につける。
目次
第1章 2月2日の夜、娘は「ごめんなさい」を連呼した―中1ママたちの中学受験振り返り座談会
第2章 第一志望に受からなかったら何が困るんでしたっけ?―Lesson1 中学受験観を揺さぶる
第3章 あなたの信念を揺るがしているものは何ですか?―Lesson2 子育て観を揺さぶる
第4章 夫婦の意見が違うのはダメなこと?―Lesson3 世の中観を揺さぶる
第5章 負けたらなくなるプライドって何ですか?―Lesson4 人生観を揺さぶる
第6章 内なる魔物をてなずける
著者等紹介
おおたとしまさ[オオタトシマサ]
教育ジャーナリスト。1973年、東京都生まれ。麻布中学・高校卒業。東京外国語大学英米語学科中退、上智大学英語学科卒業。1997年、リクルートに入社し、雑誌編集に携わる。2005年に独立後、数々の育児・教育媒体の企画・編集に関わる。いい学校とは何か、いい教育とは何かをテーマに教育現場のリアルを描き続ける傍ら、講演・メディア出演も多数。中学・高校の英語の教員免許を持ち、私立小学校での教員経験や心理カウンセラーとしての活動経験もある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
りょうみや
19
おおたとしまさ氏による中学受験母親との相談事例集に。カウンセラーらしく自身の考えを伝えるよりも母親たちの隠れた本心や思い込みに気づき視野が広がるよう促している。ほとんどの悩みはそもそもなぜ中学受験をするかという問いに行き着きそれは人生観にほぼ等しい。最強メンタルとは目の前の子供の努力や成長に目を向けてありのままを受け入れられるようになること。中学受験親に潜む「内なる魔物」という表現をして、多くの場合それは親のコンプレックスやトラウマが起因。親は自分に魔物がいることに気づき向き合う必要がある。2023/10/25
miyoga
5
普段は夫に勉強を見てもらっていて、私は何もやってないのに、夏休みを前に何だか焦り始めてきた。こんなんで2月を迎えられるのか、と心配になった、と話していたら、ママ友からおすすめされた本。最後二月に子供を背中を見つめる自分の姿を想像して、やっぱり心配はなくならなかったけど、でも見送れるメンタルになれるようには工夫できるかな。(どうかな)2024/07/06
いちご
4
親が怒る親が魔物に囚われる。 それは自分のコンプレックスが表に出てきたとき。そうなのか。中学受験はもともと否定派だったが、最近は肯定派になってきている。中学受験を通して、親子ともに成長できたらいいと思う。また、高校受験がなくなると言うのは本当に+の要因だと思う。自分は高校受験を頑張って、大学受験も頑張ったが、自分の将来のことをしっかりじっくり考えることが全くなくて、就活を始めるときなんで自分は今この学校この学部にいるんだろうと思った位。そういった流されるような感覚ではなくなるのではなかろうか。2024/11/19
summer
2
Audibleで聴きました。一つ一つの悩み、エピソード、アドバイスがとても共感出来たり興味深いものでとても面白かったです。 おおたとしまささんの傾聴姿勢とアドバイスが絶妙で素晴らしいです。他の著書も読みたいです。2024/12/03
じょん
2
Audible。中学受験は親子の成長の機会。偏差値や結果ではなく過程を重視。自己肯定感とは成功体験の積み重ねではなく、ありのままの自分を受け入れられること。子供にとって普段や受験の結果について親がどのような反応を示すかが問われる。不合格を見たときに親が膝から崩れ落ちれば子供はどう感じてしまうか。受験直前の子供に対して努力が実ってほしい、一方でここまで頑張ったのだから結果はどうだったよい、この2つの思いが浮かべば親子にとって良い受験だったと言える。いつの日か自分ごとになったら夫婦で読みたい。2024/08/18
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