出版社内容情報
もう全部手遅れだから。詰んでるから。
特区を離れがたいフーカの気持ちとは裏腹に、大切な人たちは様々な形で〝ここ〟を去ろうと試みる。
祖父・開花(かいか)が本土に戻らなかった理由、そしてウラミの孤独が明かされる時、フーカの中にある決意が生まれ……
【生活保護特区】生活能力に乏しく自立困難な者を国が保護する区画。俗称マントラアーヤ。
この国の“もうひとつの姿”を圧倒的リアリティで描く話題作!!
★宝島社『このマンガがすごい!2023』オトコ編 第11位ランクイン作品
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よいおいこらしょ
4
日の出祭も終わり家の日常へと戻る。しかしそれは社会から抑圧され続ける苦しい生活への復帰でもあった。補助金も削減され続け、これから漫画としては選挙編へと進んでいくのだろうけど明るい未来は見えてこない。そこからでも生きようとする暗くながらも強い意志、祈りがあった。中央区とスラムとの生活の違いの部分が好きだった。2024/11/27
かな
2
4巻も面白かった。もう一度一巻から読み直そうと思う。展示も見に行きました。 あくまで部外者の自分がマントラアーヤを大切に思うことは「グロい」のかなあ、という件が印象的だった。2024/12/22
ぴよ(toyoneko)
1
うーん…重い…2025/05/25
🍋
1
選挙!!!そりゃ扱うよな 最後のページ肝に銘じて生きないとなあ我々も2024/12/07
おとむらい
0
もうこの漫画しか信じられないよ2025/03/30