光文社古典新訳文庫<br> ドラキュラ

個数:
電子版価格
¥1,672
  • 電書あり
  • ポイントキャンペーン

光文社古典新訳文庫
ドラキュラ

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2024年04月28日 17時09分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 840p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784334100858
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

トランシルヴァニア山中の城に潜んでいたドラキュラ伯爵は、獲物を求めて英国ロンドンへ向かう。嵐の中の帆船を意のままに操り、コウモリに姿を変えて忍び寄る魔の手から、ロンドン市民は逃れることができるのか。吸血鬼文学の不朽の名作。

内容説明

トランシルヴァニアの城に潜んでいたドラキュラ伯爵は、さらなる獲物を求め、嵐の中の帆船を意のままに操って海を渡り、英国へ向かう。時にコウモリに姿を変えて忍び寄る魔の手から、ロンドン市民は逃れることができるのか。吸血鬼文学の代名詞たる不朽の名作を、読みやすい新訳で。

著者等紹介

ストーカー,ブラム[ストーカー,ブラム] [Stoker,Bram]
1847‐1912。アイルランド、ダブリンで官吏の家に生まれる。ダブリン大学トリニティ・コレッジを卒業すると、官吏として勤めながら劇評や短篇などを執筆。オスカー・ワイルドの元恋人と結婚した後、劇場のマネージャーとなる。短篇集や紀行を出版後、1897年に『ドラキュラ』を出版。彼の死後、1927年にハンガリー人俳優ベラ・ルゴシを主演に迎えての舞台化は、ブロードウェイやアメリカ西海岸で大成功をおさめ、’31年には同じルゴシ主演で映画化(『魔人ドラキュラ』)もされている。その後もドラキュラのイメージは多くの怪奇映画やホラー小説に用いられている

唐戸信嘉[カラトノブヨシ]
1980年生まれ。立教大学大学院文学研究科博士課程修了。博士(文学)。白鴎大学准教授。研究分野はイギリス文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まさ☆( ^ω^ )♬

11
創元文庫の平井呈一訳「ドラキュラ」を近年に読んだが、小さい字がびっしりかつ、少々古めの訳だったので苦戦した記憶がある。新訳が出たら再読しようと思っていたので丁度良かった。本編800頁弱の分厚さだったが、非常に読み易くて全く苦にならなかった。光文社古典新訳文庫では、吸血鬼文学が続々と刊行されているみたい。これは楽しみだ。次は、新訳で「カーミラ」を読みたい。解説も良くて、ドラキュラ伯爵は弱者であるとの考察には目から鱗だった。2023/10/31

ひでお

9
これだけ有名な作品にもかかわらず、これまで読んだことがありませんでした。書簡体小説であることも驚きでした。ホラーというには恐怖感はありませんでしたが、時代の違いなのでしょう。ただ、やはりキリスト教至上主義の片鱗が見えますし、ロマの人びとへの偏見もあるように見えました。あと、本書の翻訳はやや癖があるようにも思えました。とはいえ、スリルとサスペンスの詰まった作品で、深く読み解かずにわくわくする冒険に身を委ねるのが正しいのかもしれません。2024/03/15

ベック

4
ようやくこの聖典を読むことができた。こうして新訳で刊行してくださって、ありがとうございます。こんなに古い作品なのにまったく古びてなくて素晴らしくおもしろかった。日記や書簡で進められてゆくのがライブ感を盛り上げてよかったのだろう。先が見えない焦燥感をこちらも共有してハラハラした。2023/12/14

Reading Monster

3
ドラキュラ、吸血鬼を題材にして様々な作品が小説に限らず、映画、マンガとある中で、今更古臭いだろうと思っていたが、純粋に面白かった。古臭さは確かにあるが、悪い意味ではなくて、良い意味で。闇に暗躍する黴臭さすら身に纏ったドラキュラ伯爵の、本人にとっても人間社会での生き残りをかけた戦いは風格を伴ったエンターテイメントだった。 「本作を読まずに吸血鬼を語るなかれ」と云っておこう。2024/03/16

田中峰和

3
噛まれたら、感染してアンデッドになる設定は、60年代以降隆盛となるゾンビ映画に繋がる。19世紀末の話なので、輸血される設定も当時は血液型が発見されておらず、誰の血でも輸血してしまう乱暴さ。録音機もこの頃できたようで、時代が感じられる。ドラキュラの設定や弱点は後の映画に踏襲されるが、民間伝承が元になっている。八百頁の大ボリュームだが飽きさせず、一気読みしてしまった。最初の被害者ルーシーにプロポーズした3人は敵討ちのため、ヴァン・ヘルシングに協力しチームを組む。城に住む3人の女吸血鬼がマクベスの魔女みたい。2023/12/11

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/21588755
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。