内容説明
深夜、探偵・賢成天志朗が出会った少女は、かつて不老不死の霊薬を求めて日本に上陸した徐福の血をひく、己貴一族の末裔だった!彼女・神奈備みもりが暮らす結界の村では、分家の長老衆と呼ばれる四人がクーデターを画策し、父である現宗主・竜仁が窮地に追い込まれているという。隙をつかれて長老衆にみもりを強奪された天志朗は、旧友である勘解由小路晴海、高野山の少年僧・慈舜、刑事・松川秀樹とともに己貴村へ向かう。晴海たち異能者と、獣化した己貴の長老たち。限界を超えた闘いの果てに待つ運命は!?“不死”の伝説と圧倒的な戦闘力。半人半獣と化した異形の一族に、異能者たちが挑む。書下ろし長編伝奇小説。
著者等紹介
浅田靖丸[アサダヤスマル]
1972年、兵庫県生まれ。2003年、『幻神伝』がカッパ・ノベルスの新人発掘プロジェクト「KAPPA‐ONE」第2弾に選ばれデビュー。圧倒的な戦闘描写と、軽妙なキャラクター造形に異才を放つ新鋭(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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