内容説明
「おいしい豚肉」の科学的根拠を知る。豚肉のおいしさを理解するための、組織科学的な仕組みと遺伝学・栄養学的な要因。
目次
食肉としての筋肉の基本構造
筋肉から食肉への変化
肉質の評価法
肉質に及ぼす品種、系統の影響
イノシシから豚への家畜化とは―筋線維型と肉質との関係
肉質の遺伝的改良
ゲノム情報を活用した肉質改良
低タンパク質飼料給与による肉質の付加価値化
エゴマ絞り粕の飼料添加給による豚肉質の付加価値化
疾病や衛生管理ストレスが肉質に及ぼす影響
放牧養豚の肉質への影響
バイオマーカーによる肉質評価
著者等紹介
鈴木啓一[スズキケイイチ]
1950年3月17日、宮城県に生まれる。1974年3月東北大学農学部卒業。1979年3月東北大学大学院農学研究科博士後期課程修了、農学博士学位授与。1983年4月宮城県畜産試験場勤務。種豚家きん部原種豚班リーダーとしてランドレース種、デユロック種の育種改良を担当。2002年4月東北大学大学院農学研究科動物遺伝育種学分野准教授。2006年12月東北大学大学院農学研究科動物遺伝育種学分野教授。2015年3月東北大学定年退職、東北大学名誉教授称号授与。2015年4月東北大学大学院農学研究科家畜生産機能開発学寄附講座教授。2017年4月岩手県奥州市牛の博物館館長。2020年3月東北大学大学院農学研究科家畜生産機能開発学寄附講座退職。2021年3月岩手県奥州市牛の博物館館長退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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