光文社新書<br> 日本のピアニスト―その軌跡と現在地

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光文社新書
日本のピアニスト―その軌跡と現在地

  • 本間 ひろむ【著】
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  • サイズ 新書判/ページ数 234p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784334046323
  • NDC分類 762.1
  • Cコード C0273

内容説明

女優とピアニストは職業ではない。女優は生まれながらにして女優であり、ピアニストは生まれながらにしてピアニストなのである。(中略)それでもピアニストになりたい、と願う若者はこの国にはたくさんいる。何なんだろう、ピアニストという響きが放つこの魔力は。その一方で、音大生なのに鬼火ひとつ満足に弾けない人が大勢いるのはどうしてだろう!?世界中で愛されるピアノという楽器。日本には、いつ、どのように伝わったのか。日本で初めてピアノが製造されたのはいつか。わが国のピアニストたちが歩んできた軌跡を辿りながら、今日、私たちが目にしている「日本の新しいピアニスト像」までを射程に入れて考察。

目次

序章 鹿児島~浜松―オルガンからピアノへ
第1章 横浜、そして上野―日本人ピアニスト誕生と東京音楽学校
第2章 上野の森、あるいは調布―東京藝大と桐朋学園
第3章 浜松―ヤマハとカワイの出生地
第4章 ロンドン、ベルリン、あるいはヘルシンキ―海外で活躍するピアニスト
第5章 ワルシャワ―ショパンの聖地で輝いた若者たち
終章 東京、奈良、そしてサイバー空間―日本のピアニストの現在地
付録 日本のピアニスト・ディスコグラフィ30

著者等紹介

本間ひろむ[ホンマヒロム]
1962年東京都生まれ。批評家。大阪芸術大学芸術学部文芸学科中退。専門分野はクラシック音楽評論・映画批評。新聞・雑誌への寄稿のほか、ラジオ番組出演、作詞作曲も手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

trazom

111
日本のピアノ製造、ピアノ教育、ピアニストの歴史が概観されるが、内容に深みはなく、中村紘子先生・青柳いづみこ先生の著作や、井上さつき「ピアノの近代史」、高坂はる香「キンノヒマワリ」、中丸美繪「鍵盤の天皇」などの名著とは雲泥の差。ピアニスト紹介も、どのコンクールに入賞とか、どのレーベルでCD発売とかばかりで、音楽の中身より外形的なストーリーが重要というこの著者のいつものパターン。尤もそのお陰で、バックハウス氏は来日公演でヤマハを弾いたとか、CAMIがコロナ禍で倒産したなどの小ネタ情報を得たのは収穫だけれど…。2023/01/14

きみたけ

57
著者はクラシック音楽評論や映画評論が専門の本間ひろむ氏。ピアノは日本にいつどのように伝わったのか、日本で初めてピアノが製造されたのはいつか、中村紘子など日本のピアニストたちが歩んできた軌跡をたどりながら「日本の新しいピアニスト像」をも考察した一冊。ヤマハや河合などの楽器製造企業の成り立ちの話に興味が湧きました。また腕のあるピアニストの出身地が名古屋に多いそうで、フィギュアスケーターもしかり、名古屋にはそういう素地があるのかもしれません。2023/12/24

サケ太

23
面白かった。日本におけるピアノ、そしてピアニストの軌跡を追いつつ、日本のピアノ、クラシックを築き上げてきた様々な人物らを描く。日本のピアニスト・ディスコグラフィ30が個人的には興味深い。2022/11/13

ぴんく

10
遥か昔、義務教育の頃にリコーダーくらいしか、楽器には触れなかったわたしが、気まぐれで読んだ新書。たくさんの名前が挙がるけど、知ってる人はわずかだし、ピアノ演奏も全く聴いたことがない。だけどそういう世界の話だから俄然興味が沸く。何なら、キーボード買って弾く練習を始めたいくらい(笑)正月に久しぶりに会った姪っ子もずいぶんピアノが上達したと、聞いた直後なので、なおさらでした。まずはピアノ音楽のCDを聴くところから始めるか。あとジャスだから、なのか高木里代子さんに少しも触れられてない点だけが個人的にがっかり。2023/01/09

ろべると

9
日本のピアニストの軌跡を最近の反田・小林のショパンコンクール入賞に至るまで網羅している。とりわけ興味深かったのは、山葉寅楠がたまたま浜松に滞在していた時にオルガンの修理を依頼されたところから今のヤマハが始まったという経緯である。また岩倉使節団に同行した津田梅子らがアメリカでピアノ教育を受けたことに始まるピアニストの系譜も興味深い。その後音大ができ、上野(芸大)と調布(桐朋)を中心に教え子が輩出する中、最近では独立系?やYouTuber?、そして実業家?など、多彩な個性が活躍しており今後が楽しみである。2022/12/12

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