出版社内容情報
左派経済学者・松尾匡氏と、AIと経済学の関係を研究するパイオニア・井上智洋氏が語る、これからの経済の在り方。
内容説明
“経済の仕組み”に問題がある。経済学の論客二人と不安定ワーカーが問う。私たちが、いま発明すべき「新しいストーリー」とは?
目次
プロローグ 私たちの「借金」とは何か?
そもそも、お金とは何か?
債務棒引き制度はなぜ、どの程度必要か
現代資本主義の問題点
私たちは何を取り戻すべきなのか
銀行中心の貨幣制度から国民中心の貨幣制度へ
信用創造を廃止し、貨幣発行を公有化する
「すべての人びと」が恩恵を受ける経済のあり方とは?
淘汰と緊縮へのコロナショックドクトリン
「選択の自由」の罠からの解放
「考える私」「感じる私」にとっての選択
脱労働社会における人間の価値について
不平等の拡大と個人空間化
著者等紹介
松尾匡[マツオタダス]
1964年、石川県生まれ。’87年、金沢大学経済学部卒業。’92年、神戸大学大学院経済学研究科博士課程後期課程修了。経済学博士。久留米大学経済学部教授を経て、2008年、立命館大学経済学部教授
井上智洋[イノウエトモヒロ]
駒澤大学経済学部准教授。経済学者。慶應義塾大学環境情報学部卒業。IT企業勤務を経て早稲田大学大学院経済学研究科に入学。同大学院にて博士(経済学)を取得。2017年から現職。専門はマクロ経済学、貨幣経済理論、成長理論。人工知能と経済学の関係を研究するパイオニア
高橋真矢[タカハシマヤ]
兵庫県生まれ。高校中退、高卒認定(旧大検)取得、夜間学部大学卒業。現役不安定ワーカー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おおにし
Mc6ρ助
Tenouji
belalugosi6997
JUN