光文社新書<br> 丁寧に考える新型コロナ

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光文社新書
丁寧に考える新型コロナ

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  • サイズ 新書判/ページ数 382p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784334044992
  • NDC分類 498.6
  • Cコード C0247

出版社内容情報

神戸大学感染症内科教授である著者が政府対応の問題点など、新型コロナウイルス問題を考察する。巻末に西浦博教授との対談収録。

内容説明

新型コロナウイルスへの対応も長期戦が予想されるなか、緊急対応的な言説ではなく、じっくりと腰を落ち着けた考察・説明・検証が必要となっている。神戸大学医学部感染症内科教授である著者が、各国の流行状況の違いについて、流行の波について、感染対策について、検査について、マスクについて、治療について、緊急事態宣言の考え方について、諸活動と感染について、などなどの項目を、数字の意味や読み解き方、状況判断やコミュニケーション、専門家のあるべき姿、政府対応の問題点などの視点を絡めじっくりと丁寧に考察する。巻末対談では「8割おじさん」こと西浦博教授(京都大学)に丁寧に話を聞く。

目次

はじめに
1 なぜ国ごとに差が出たのか。そして第二波がどうなるか。
2 検査について
3 マスクについて
4 緊急事態宣言の考え方
5 プール、温泉…そして、「専門家」と「信用」の基準
6 楽器、音楽、コンサート―リスクヘッジの方法
7 治療について
巻末特別対談 「西浦博先生に丁寧に聞く」(西浦博×岩田健太郎)

著者等紹介

岩田健太郎[イワタケンタロウ]
1971年島根県生まれ。島根医科大学(現・島根大学医学部)卒業。沖縄県立中部病院、ニューヨーク市セントルークス・ルーズベルト病院、同市ベスイスラエル・メディカルセンター、北京インターナショナルSOSクリニック、亀田総合病院を経て、2008年より神戸大学。神戸大学都市安全研究センター感染症リスク・コミュニケーション研究分野および医学研究科微生物感染症学講座感染治療学分野教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

きみたけ

53
著者はダイヤモンド・プリンセス号で一躍有名となった岩田健太郎先生。軽妙な口調でテンポ良く解説しています。「入院患者全員にPCR検査」の有害さを指摘、目の前の患者さんが感染を持っていそうか、周辺状況の判断が極めて大事ですが、偉い人にはそれが分からんのですよ。足なんて飾りです。ガンダム世代だ。マスクにしろ緊急事態宣言にしろ、必ず「状況判断」が大事。またダイヤモンド・プリンセス号に入った時の印象は、「上水道と下水道が混在していて、下水で汚染された水を美味しそうに人々が飲んでいるような感じ」だそうです。2021/07/27

hatayan

52
新型コロナウイルスの対策で感染症の専門家の立場から活発に発言を続ける著者が2020年10月時点での見通しを平易に解説。PCR検査やマスクが必ずしも絶対ではなく、置かれた状況をもとに是非を判断したいと繰り返し強調。ワクチンは複数の国で臨床研究が進むもまだ決定打はなし。巻末に「8割おじさん」の西浦博教授との対談を収録。政府の「GoToキャンペーン」は感染防止の立場からはNGだが、経済や景気への影響も考慮しながら最適な方向を決める高度に専門的なテーマで、専門家の間でも激しい葛藤があると生々しく語っています。2020/11/18

こも 零細企業営業

39
状況によって対応は変わる。対応出来る容量もあるから無秩序な検査はダメか。そして昔から現場に全てを押し付け、足を引っ張る文化が日本にはあるらしい。無くならないのかな?2020/10/24

雲をみるひと

28
昨年秋に出版されたそれまでの新型コロナの傾向やコロナ対策に触れられた本。マスクやPCRなど様々なトピックが盛り込まれているが、巻末に収録されている対談が特によかった。盛んにコロナ患者拡大の可能性を発信していた医師も新型コロナの致死率など危険性をキチンと評価している点が興味深かった。変異株が出現したこともあり、未だに恐怖を煽るだけの報道が多い新型コロナだが、死亡率や症状などの必要情報を細かくフェアに情報発信して欲しいと思う。2021/05/14

おおにし

20
巻末の西浦先生との対談がよかった。20年7月の時点の対談であるが、第3波の到来を予想した的確な提言がなされていると思った。政府が専門家の意見をきかず第3波を拡大させてしまったことは誠に残念。こういう専門家の対談をじっくり放送してくれるTV番組があればいいのに。2021/02/01

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