内容説明
戦後文化の中心にあり、ある意味で時代の変革をも導いた米英のロック音楽。現在我々が享受する文化のほとんどが、その影響下にあるといっても過言ではない。つまり、その代表作を知らずして、文化の深層はわからないのだ。現代人の基礎教養とも言えるロック名盤100枚を、これまでにない切り口で紹介・解説!
目次
100位→61位
60位→21位
20位→11位
10位→6位
5位→1位
著者等紹介
川〓大助[カワサキダイスケ]
1965年生まれ。作家。’88年、音楽雑誌「ロッキング・オン」にてライター・デビュー。’93年、インディー雑誌「米国音楽」を創刊。執筆のほか、編集やデザイン、DJ、レコード・プロデュースもおこなう(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
山田太郎
39
読んでて面白いかと言えば面白いけど、実際聞きたくなるかといえばそうでもなく、教養でロック聞くもんでもないというか。基本NEWWAVEパンクテクノなんで、ビートルズストーンズはすっぱり抜けてます。プログレもロンリーハートのイエスとちょっと違うエイジアだもんなと。こんなランキングだと極私的なやつか人間いっぱい集めた最大公約数みたいなのがやっぱりおもしろいよなと。しかし、こうランキングつけられる人がうらやましいというか年間ランキングとか考えるだけでも面倒くさいというかわかんなくなる人なんで。2019/10/09
山田太郎
34
再読。元ロッキングオンで今何してるのかというか増井修の部下だった人かな。全部聞いとかないとまずいといわれても、なんとなく聞いた気になってるので、いまさらストーンズとかビートルズとかディランとか聞く気にもなりませんが。この前CD売ろうと思って買取依頼したら、ビートルズとかストーンズもしくは発売されて3ヶ月以内なら買うけど、それ以外は400円でも売れなくて山ほど在庫あるので買い取れないと言われた。それなら広告出すなよと思ったが、ブックオフで10万くらいになったので、案外見直したブックオフ。2022/01/10
akihiko810/アカウント移行中
30
再読。米ローリング・ストーン誌と英NMEの「名盤500選」の中央値をもとに洋ロック名盤ランキング。印象度A+ 洋楽ロックの決定版。 前回読んだときよりも、色んなバンドのロックを聴き込んだので、色んなバンドがわかるようになった。特にヴェルヴェット・アンダーグラウンド。「アンド・ニコ」というウォーホルのバナナのジャケットのアルバムが2位だが、最近よく聴いている。名盤なのも頷ける。 ロック好きなら必読の本2022/03/28
阿部義彦
28
ああ、楽しかった!アメリカの音楽雑誌、ローリング・ストーンとイギリスの音楽メディア(ニューミュージカルエキスプレス、通称NME )の平均値で機械的に割り出したロックベスト盤100です。色々な意見はあるでしょうが、私的にはプログレがピンク・フロイド1枚とは少なすぎでしょ?クリムゾンが入らないのかよ!とか、コラムにもなってた、クイーンが1枚も入らないのかよ!とかボブ・ディランとビートルズが入りすぎでしょ!とかでも、何だかんだ言ってもツッコミどころ満載で話題性あり過ぎ!ボウイが沢山入って満足です。ゲップ!2019/07/31
aloha0307
26
大いに楽しめました☺米国:ローリングストーン誌と英国:NME誌のデータを元に、恣意を排した客観的な「究極の」リストだそう。Beatlesは最多の6枚(B.Dylan5枚 StonesとD.Bowie4枚は順当だね) 総合1位はちょっと意外な あれ でした(ネタバレ回避します☺)。いっぽう、Queen、EltonJohn、Eaglesがゼロなのは意外だったなあ。2019/08/25