光文社新書<br> 地上最大の行事 万国博覧会

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光文社新書
地上最大の行事 万国博覧会

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  • サイズ 新書判/ページ数 259p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784334043636
  • NDC分類 606.9
  • Cコード C0295

出版社内容情報



堺屋太一[サカイヤ タイチ]
著・文・その他

内容説明

日本を変えた超巨大プロジェクト成功の舞台裏。

目次

第1章 一九七〇年万国博覧会―日本最大の行催事
第2章 戦前戦中の大阪―迷える大都市
第3章 大事なのはコンセプト
第4章 人間の博覧会
第5章 万国博の成果と後始末
第6章 一九九二年セビリア万国博覧会
第7章 二〇一〇年上海万国博覧会

著者等紹介

堺屋太一[サカイヤタイチ]
1935年大阪府生まれ。作家・経済評論家、元経済企画庁長官。東京大学経済学部卒業後、通商産業(現・経済産業)省入省。通商白書で「水平分業論」を展開。日本万国博覧会(大阪万博)開催を推進し成功を収める。沖縄海洋博や「サンシャイン計画」に携わった後、’78年に退官。予測小説『油断!』で作家デビュー。続いて『団塊の世代』を発表、ミリオンセラーになる。’98年7月から2000年12月まで、小渕恵三内閣、森喜朗内閣で経済企画庁長官を務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

海月

62
万博とはを知れた…反面長々と書いてあり読み疲れた。興味があったから読み飛ばしはしなかったけど長い。開催までの歩みも大事だけど開催中の出来事ももっと書いてくれたら良かったかなと。エスカレーターの話と愛知万博の失敗は知識として入れておこうと思ったがそれ以外は特に収穫もなく。 最後の方はほぼ上海万博の内容。携わったからみたいだがなんか知りたいのと違う。 やっぱり大阪万博を期待しちゃうよね。2024/06/12

templecity

9
先日亡くなった堺屋太一であるが、大阪万博を仕切ったのは小さいころから博覧会好きで過去の万博の効用なども良く理解していたから役所の上司から反対されても万博推進を唱え続けた。一般万博は実に前回の万博以来なのだ。万博の公式の開催周期は決まってはいない。岡本太郎も当時は無名であったが堺屋が呼び込んだ。お祭り広場の屋根に穴をあけて建てたのも丹下健三と激論してあのような形に落ち着いた。モノレールや動く歩道など先端のものがあったのを目にできたのは懐かしい。 2019/03/13

makimakimasa

4
2018年7月に本書刊行、11月に2025大阪万博決定、翌年2月に著者永眠。著者の博覧会好きは幼少期、地元大阪で見た復興大博覧会が縁。万博は1851ロンドンに始まり、1889パリではエッフェル塔が建ち、1900パリでは余興で五輪が行われたが、金銀銅メダルの授与は元々万博が先だったらしい。1970大阪では、三里塚闘争を反面教師に千里丘陵の土地買収をした、丹下健三と岡本太郎が大喧嘩したなど、面白話豊富。その後の1992セビリヤ(現地に家購入)や2010上海(天安門事件で一旦立消え)にも大いに関わっていた様だ。2019/08/09

tacacuro

2
故人を偲んで。堺屋氏といえば「アイディアマン」だとよく言われるが、本書を読むと、むしろ行動力、実現力、そして執念の人だと思う。アイディアを実行に移すとき、壁にぶち当たれば乗り越え、道がなければこじ開けてそれを拡げ、また、理解のない上司からの圧力を跳ね返しながら、結果を出してきた。そして事前の綿密な調査。堺屋氏にはなれなくても、倣うべきところだらけだ。2019/02/15

taco

2
オリンピックが、万博の余興だったなど、様々な発見がありました。 2025年、日本に、大阪・関西に万博をもう一度!2018/09/08

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