光文社新書<br> 東大生となった君へ―真のエリートへの道

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光文社新書
東大生となった君へ―真のエリートへの道

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  • サイズ 新書判/ページ数 288p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784334043483
  • NDC分類 159.7
  • Cコード C0237

出版社内容情報



田坂広志[タサカ ヒロシ]
著・文・その他

内容説明

東大を出て活躍する人、活躍しない人。その違いは何か?東大卒の半分が失業する時代が来る。その前に、何を身につけるべきか。なぜ、高学歴人材が、活躍できないのか。

目次

序話 少しだけ長く道を歩んだ先輩として
第1話 真のエリートとは何か
第2話 東大を出て活躍する人、活躍しない人
第3話 東大卒の半分が失業する時代が来る
第4話 君は、いかにして「職業的能力」を身につけるか
第5話 君は、いかにして「対人的能力」を身につけるか
第6話 君は、いかにして「組織的能力」を身につけるか
第7話 東大在学中に何を身につけるべきか
終話 一度かぎりの人生をいかに生きるか

著者等紹介

田坂広志[タサカヒロシ]
1951年生まれ。74年東京大学卒業。81年同大学院修了。工学博士(原子力工学)。87年米国シンクタンク・バテル記念研究所客員研究員。90年日本総合研究所の設立に参画。取締役等を歴任。2000年多摩大学大学院の教授に就任。同年シンクタンク・ソフィアバンクを設立。代表に就任。05年米国ジャパン・ソサエティより、日米イノベーターに選ばれる。08年世界経済フォーラム(ダボス会議)のGlobal Agenda Councilのメンバーに就任。10年世界賢人会議ブダペスト・クラブの日本代表に就任。11年東日本大震災に伴い内閣官房参与に就任。13年全国から4200名の経営者やリーダーが集まり「21世紀の変革リーダー」への成長を目指す場「田坂塾」を開塾(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Prince of Scotch

19
「東大卒」という肩書きだけでは即、社会で活躍できる“エリート”たりえない時代が来ていると著者は論じる。「人工知能(AI)」が普及する今日、東大生が得意とする“論理的思考力”と“知識修得力”とはAIが代替するようになり、この二つ以外の能力を養っていかないと東大卒といえども社会での活躍は覚束ないと力説する。「職業的能力」と「対人的能力」それに「組織的能力」の三つが必要であり、この三つの能力を育む手ほどきが第七話(204ページ)以降に綴られている。 2021/04/25

hk

18
今年4月にパプアニューギニアからのエリート留学生として赤門をくぐったオイラにとって天の配剤といえる書籍だ。「パプアの殖産興業のため社会主義と資本主義の止揚によって奇跡の高度経済成長を続けている日本文明を可及的速やかに模倣するのだ」と祖国から送り出されたものの、やってきてみれば倦怠感が背広を着てスマホ歩きしているIT砂漠だった。何故なんだ?所得倍増計画がよもや頓挫した訳ではあるまい?と当惑しきりだったが本書を読んでその謎は氷解した。うむ、真のパプアエリートとして万難を排し日本に永住しなければなるまい。2018/05/25

Prince of Scotch

16
再読する。例えば、小学4年生から大学受験期まで「塾漬け」で試験対策を忠実に行ってきたのであれば「東大合格」も可能であるが、自ら問題を提起し「答えの無い問い」を問い続けるということはたとえ東大生であってもシンドイんじゃないかな⁉️ 知能や知識でなく知性や教養を育むことが肝要という田坂氏の主張に強く首肯する。東大生の上位層は本書を読まずとも、高い“志”を抱いて勝手に活躍する人材になってしまうような気がする。失礼ながら「東大までの人」と呼ばれたくない向きには一読の価値は大いにアリかと。2021/05/10

たか

13
この本はいい。真のエリートとは何かを語っている。偏差値的な能力では、論理的能力や知識習得能力が高いが、重要なのは対人的能力、職業的能力、組織的能力を身に付けること。とても参考になった。2018/05/02

Taizo

8
卒業しようとしている時に今更感が強いが目についたので。 書いてあることはどの本にも書いてあるような内容だけど、その語り口がとてもいい。すっと染み込んでくる感じ。 東大生になった君は「運がいい」のでそのことに感謝しつつ世間にそのお返しをしなければならない。「エリート」とはそういうものだ。そして君たちにはそうなってほしい、と。ロジックは「これからの正義の話をしよう」でもあったもの一緒。なった直後に読んでいても反発していたと思う。今このタイミングで読めてよかったかもしれない。2019/08/15

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