目次
第1章 資材管理が経営を変える(資材管理の使命;資材管理の可能性―「強い資材管理」の実現;「資材の目」の欠如が招いた巨大プロジェクトの頓挫―次世代旅客機ボーイング787大幅遅延の原因)
第2章 最低のエアラインからナンバーワン企業へ―「飛行機野郎」の半生(飛行機、そして資材管理との出会い;「迷機」とともにアメリカへ;「出る杭」のバトル;「奇跡の復活」を遂げたコンチネンタル航空)
第3章 資材改革の実際(断行した内部改革―真のコストコントロールとは;タフ・ネゴシエーションの実践でコストをセーブ;サプライヤーもパートナー)
第4章 マテリアル・マネジメント改革の手法(マテリアル・マネジメントの基本;アート・オブ・ネゴシエーション―交渉術;業務の効率化と情報システムの構築;契約;人材の配置と教育)
第5章 外から見た日本の航空産業の課題(YS‐11の真実;日本の航空産業―現在と未来;日本を変える第一歩)
著者等紹介
鶴田国昭[ツルタクニアキ]
1936年東京都大田区生まれ。武蔵工業大学在学中の19歳で父親となり結婚、さまざまな苦労を経て同大学を4年で中退、1958年川崎重工に入社。製造部、資材部を経て日本航空機製造に出向、国産初の民間航空機YS‐11の開発・生産に携わり渡米、同機のプロダクトサポートに当たる。帰国後の1974年、退社して渡米しピードモント航空に入社、1984年資材担当副社長に。ミッドウェイ航空上級副社長を経て、1994年コンチネンタル航空に購買担当上級副社長として招かれ同社再建に貢献(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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