光文社新書<br> 写真ノ説明

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光文社新書
写真ノ説明

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  • サイズ 新書判/ページ数 207p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784334039073
  • NDC分類 740.4
  • Cコード C0272

内容説明

目覚めてから眠りにつくまで、呼吸するように日々写真を撮り続ける“写鬼”アラーキー。その眼に映るすべてが被写体となる。年を重ねても衰えない膨大な写真の量と質、鬼気迫るほどの創作エネルギーは、見る者を圧倒。父、母、妻、愛猫の死、そして自身もガンに冒され、ついには写真家として最も大切な利き目である右眼を失明。だが、大切なモノを失うたびに、その写真はますます凄味と切なさを増していく。人生すべてが写真のアラーキーにとって、「写真ノ説明」とは、そのまま人生の説明であり、生き様の説明でもある。本書は、ここ一年余の活動を辿りつつ、過去の名作から最新撮り下ろし、ライフワークである「人妻エロス」の撮影模様、さらにかつて路上で行っていたワークショップの解説まで収録。最も旬なアラーキーと「私写真家人生」の全てが見えてくる!

目次

第1章 「死」と「再生」
第2章 写真と「嘘」
第3章 顔と男
第4章 「楽園」と「地獄」
第5章 現世と常世の「結界」
第6章 夏のエロスと日本の「命日」
第7章 「左眼」と「右眼」
特別付録1 フォトライブ・ドキュメント「人妻エロス」
特別付録2 写真の「仕掛け」

著者等紹介

荒木経惟[アラキノブヨシ]
1940年、東京都台東区三ノ輪生まれ。千葉大学工学部写真印刷工学科卒業。’63年、電通にカメラマンとして入社。’64年に『さっちん』で第1回太陽賞を受賞。2008年、世界的に活躍するアーティストに贈られる「オーストリア科学・芸術勲章」を受賞。’11年、第6回安吾賞受賞。’13年、毎日芸術賞特別賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

morinokazedayori

36
★★★★写真は何も説明がなくても見る人の想像をかきたてるものだ。しかし、自分の作品にあえて言葉で撮影のコンセプトや方法について説明を加えることで、こういう見方もあるよという作者側の視点も提示し、より多角的に作品を理解できるようになる。内容にも文章にも写真にも、アクの強い著者の人となりがよく表れている。2016/07/07

ちぇけら

14
1枚の写真にはたくさんの写らなかったものとか写さなかったものがあって、そこがすごく素敵だ。撮られた瞬間だけじゃなくて、その長い長い写らなかった空白まで、写真から感じられる。「ワイセツじゃないとアートにならないんだよ。」アラーキーが言うとものすごい説得力(笑)たくさん「アート」な写真が載っていて、電車で読むのに苦労する。一番「アート」だったのは温泉卵です。2019/02/09

tom

13
アラーキーの自作写真についての解説書。普通なら自慢話を書くところだけど、アラーキーは、そんな下品なことはしない。素直に読んで、素直に、アラーキーさん、こんなことを思っていたのだと、かなり楽しみながら読むことができた。こういうふうに書かれた写真の解説書は、読んだこと(見たこと)がないような気がする。写真というのは、実物を撮る。でも、そこに現れるものは、撮った本人も驚くような物語がある。あるいは、物語を形作るようなものが現れる。それをするのが写真を撮ることを仕事にするのだ、ということを書いているらしい。2016/04/25

mshiromi

10
「全部を自分でやらないようにしている。俺が撮ったものに関して、全部自分でやろうとすると、変われないからね。」2016/03/20

もも

8
荒木氏の、写真との付き合い方を知る本。「「写真ノ説明」と「説明的な写真」はまるで違う。」「写真や絵は見るものと思うだろうけれど、いい作品は受け手に「読む快楽」も与えてくれる。」はじめに、に書かれたこの2つのメッセージに納得できるひとは一通り楽しめるのではないか、と思う。40、41、46、47頁の愛猫チロちゃんの写真は本当に凄くて、人よりも語っている。語りかけている。愛しのチロ、からチロ愛死までの写真集を集めなければ。最後に、荒木氏の撮る西の空は、いつだって切ない。2016/03/14

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