「豆朝日新聞」始末

「豆朝日新聞」始末

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  • サイズ B6判/ページ数 292p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784163462004
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0036

出版社内容情報

「正義は我れにあり」風な大新聞の紙面を笑いのめした表題作ほか思わず快哉を叫びたくなる超辛口エッセイ59篇。たけしも顔色ナシ!

内容説明

「安物の正義」を売る大新聞を痛烈に嗤いのめした表題作ほか59の傑作コラム。辛辣無比の毒舌と爽快無類のエスフリの絶妙なるカクテルをご賞味あれ。

目次

友だちの友だちは友だちだ
「おしん」終る
戸をいでずして天下を知る
年中ゴールデンウィーク
何よりも流行を愛す
ウソでかためた株式会社
君死にたまふことなかれ
運動会
首のある人ない人
一例としての自動車
図書館へ
2月26日回顧
三面記事
自分のなかの他人〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

HANA

37
コラム集。現在だと朝日新聞をはじめとするマスコミがやっすい正義をバーゲンセールしているのは周知の事実であるが、この本が書かれたのはリベラル全盛期の平成元年辺り。それだけで作者の先見の明がわかるが、内容もそれに伴って面白すぎる。「平和な時の平和論」や「良心と正義を売り物にして恥じることがない」「新聞はこの次も誤る」といった寸鉄人を刺す言葉のオンパレード。思うに世の趨勢に背を向けて胡散臭いものは胡散臭いとはっきり書いている。それが世の流れに流される人には腹立たしく、一部からは喝采を浴びる由縁なのかなあ。2014/11/11

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