内容説明
日本全体の視点で見たとき、地域の地道なものづくり改善運動の積み重ねは何を意味するのか。それはいうまでもなく、日本経済の「成長」である。東京大学「ものづくり経営研究センター」の誕生から全国に広がったプロジェクト。群馬県、滋賀県野洲市、山形県米沢市など地域連携の実際の活動を報告しながら、「現地発、ものづくり長期成長戦略とは何か」を考える。
目次
第1部 ものづくり復活の夜明け(ものづくり成長戦略とは何か;東大発、地域へ)
第2部 “地域”が動き始める(地域一体でつくったスクール―群馬県のケース;新たな地域産業政策―滋賀県野洲市のケース;劇的なV字回復の背景―山形県米沢市のケース;地域スクールを立ち上げるには;地方金融機関の役割)
第3部 改善の現場、四つの物語(全社一丸での「流れづくり」;改善のダイバーシティ;褒めて育てる改善;ひとりで見る夢、みんなで見る夢;知識連携のネットワーク)
著者等紹介
藤本隆宏[フジモトタカヒロ]
1955年生まれ。東京大学経済学部卒業。三菱総合研究所を経て、ハーバード大学ビジネススクール博士課程修了(D.B.A.)。現在、東京大学大学院経済学研究科教授兼ものづくり経営研究センター長。専攻は、技術管理論、生産管理論、経営管理論
柴田孝[シバタタカシ]
1946年米沢市生まれ。山形大学教授(産学連携)。’69年米沢製作所(NEC米沢)入社。デジタル機器開発を先導、コンカレントエンジニアリング、デジタルものづくりなど新しい設計管理手法を用い、ノートパソコンの事業化に成功。’98年から社内ベンチャー経営に従事、2008年より現職。中小企業の経営・生産革新、ものづくりインストラクター養成を推進中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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