内容説明
日常を離れ、気になる場所をそぞろ歩き。そして至福の一杯。酒呑み/呑まれの達人が、気の向くまま風の吹くまま散歩に出かけ(ぶらぶら)、気になる酒場をはしご酒(フラフラ)。安上がりだけれど最高に贅沢な道楽。
目次
高尾山~府中で骨酒とヒレ酒を、ちょいと一杯
世田谷界隈、あちこち歩いたら最後はホッピーだ!
三浦海岸~鎌倉、昼から飲む酒はたまらん
立川~国分寺、競輪とモツ焼きの至福の夕べだ
箱根湯本~本厚木、そば&ホルモン酒の午後
ちょっと酔ったね、久我山、西荻、吉祥寺
秋の甲州路を歩いた後のキノコと酒の至福
勝沼にワインを訪ね八王子の焼鳥で締める
西浅草の焼きそば~神田のおでんへ
川崎~調布、多摩川渡る年末酒だ
新橋~有楽町、ひと駅酩酊散歩
神保町・後楽園、そして神楽坂
あきるの酒倉巡りと居酒屋酒
著者等紹介
大竹聡[オオタケサトシ]
1963年東京生まれ。大学卒業後、出版社、広告会社、編集プロダクションを経てフリーに。2002年『酒とつまみ』を創刊(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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honyomuhito
78
なぜ酒好きの中年のおっさんが、関東近郊をフラフラ飲み歩いてるだけなのに面白いのか。それは著者が気ままにしたいことだけをしているからではないだろうか。あのもつ焼き屋に行こう、歩いてる手前に旨そうな寿司屋を見つけたらスイッとそこに入り。旨そうだと思いながら、十何年も入らなかった駄菓子屋のような店に入り、焼きそばツマミに瓶ビール飲んでみたり。あれだな、孤独のグルメで五郎さんが言う奴だな「モノを食べるときには自由でなきゃダメなんだ」https://chirakattahondana.com/ひとりフラぶら散歩酒/2018/12/20
kawa
23
私は呑兵衛。だから、他人の酔っぱらい、徘徊(?)ストーリーなんて---、とも思ったのだが、意外や意外、我がSettinn読書ルーム(失礼!)で本書を拡げたら、著者と一緒に昼ひなかからの呑兵衛散歩を擬似体験、堪能、楽しめた。文章表現力半端でないですね。でも、飲みの最中にメモったり、写真撮ったり、文章構成を考えたり、そんなこと楽しくないな。仕事だからしょうがない、著者に敬意です。私には出来ないかも。せいぜいほろ酔いでこちらにコメントやナイスを入れる位ですね。2016/12/04
緋莢
22
気の向くまま風の吹くまま散歩に出かけ、その先の酒場を酒を飲む。高尾山では思わぬ雪に遭遇、三浦海岸で昼ビールを存分に味わい、立川の競輪場で手に汗握った後は国分寺でモツ焼きを堪能etcフラフラしながら、ブラブラと歩く酒と散歩の記録2016/06/08
魚京童!
14
読書の森を散歩してるし。2015/11/27
yuzuriha satoshi
14
お酒飲んで 散歩して 競馬して 競輪して 仕事になるならいいなあ と思う反面 楽しいことがみんな仕事になってしまうのは嫌だなあ(賭け事はしませんが)2013/07/30