光文社新書<br> 愛着障害―子ども時代を引きずる人々

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光文社新書
愛着障害―子ども時代を引きずる人々

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  • サイズ 新書判/ページ数 313p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784334036430
  • NDC分類 493.7
  • Cコード C0211

目次

第1章 愛着障害と愛着スタイル
第2章 愛着障害が生まれる要因と背景
第3章 愛着障害の特性と病理
第4章 愛着スタイルを見分ける
第5章 愛着スタイルと対人関係、仕事、愛情
第6章 愛着障害の克服

著者等紹介

岡田尊司[オカダタカシ]
1960年香川県生まれ。精神科医、作家。東京大学文学部哲学科中退、京都大学医学部卒、同大学院高次脳科学講座神経生物学教室、脳病態生理学講座精神医学教室にて研究に従事。現在、京都医療少年院勤務。医学博士。山形大学客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

青蓮

124
気になるテーマだったので読んでみました。巻末のテストをやると、どうやら私は不安定型愛着スタイル(やや回避型もあり)らしい。私が育った環境を思えばこの結果も納得。愛着障害は子供時代に充分に親から愛情を貰えないと生じる後天的なもので、夏目漱石や太宰治、川端康成、ルソー、ヘミングウェイ、ジュネなどもこの「生きづらさ」を抱えていたと本書は言います。克服方法も一応、書かれていますが、なかなか実践するのは難しいように思えます。その中でも「自分が自分の親になる」というのは一つの方法として実践しやすいかもしれません。2018/01/01

kayoko

62
乳幼児期の愛情に深く関係するらしい愛着障害。著名人にも多く、乗り越えた人等の興味深い話もあったけど、途中やや疲労気味になってしまった。愛情とは安心。という事はわかった2019/05/27

ネギっ子gen

58
<通常の精神療法や治療ではなかなかうまくいかない状態には、愛着障害がひそんでいることが多い。逆に言うと、どういった治療法をとるにしろ、難しいケースが改善するという場合には、愛着障害の部分に、うまく手当てが施されているのである。そのことは、治療者自身にあまり意識されていない場合もある。治療法の中心というよりも、外縁的で補助的な部分と考えられている場合もあるが、実は、そこが一番大事なのである>として、愛着という視点をもつことは、問題をより立体的な奥行きで把握し、本当の意味での回復をもたらす大事なヒントに――⇒2020/10/20

ヒロミ

42
お盆にかけて読了。「愛着障害」とは幼い虐待児だけの問題ではなく大人になってからも対人関係を作る上で重要な問題である、とのこと。幼い頃安定した愛着スタイルが持てない人は長じてからも対人関係ストレスを抱えやすいそうだ。様々な著名人の愛着スタイル問題についての考察もなされているが、川端康成やオバマ大統領は意外だった(太宰治はやっぱり…と思った)。読みやすく、問題を抱えた人への共感ある視点も感じる本だった。巻末の愛着スタイル診断テストでは私は「安定-回避型」だった。何だか納得。2015/08/16

mukimi

41
自分は父がいたりいなかったり母が不安定だったりする幼少期から中高にかけては、厄介な恐れ・回避型愛着障害だったと自覚するが、大学時代の様々な読書体験から母の無償の愛と父の不器用さに気付いたことと社会で自分の役割をみつけたことで、今は軽い回避性愛着障害で済んでいると思う。愛着障害のない偉人はいないこと、愛着障害を克服した人特有の輝きがあるとの記述は自分の歩いてきた暗いトンネルを振り返り慈しみたいと思わせてくれる。そして私はパートナーはもちろん仕事で触れ合う患者達の安全基地であり癒しでありたいと改めて思った。2016/11/25

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