内容説明
西洋美術史を華やかに採った麗人たちの肖像画。華やかな笑顔の裏には何が?画家が描き出そうとしたものとは?一枚一枚の肖像画から、ミステリーのように浮かび上がる彼女たちの運命、性、愛と悲劇。ヨーロッパの王侯貴族を中心に語る、15章の西洋美術小史。
目次
美術史の中の肖像画
マリー・ド・ブルゴーニュ―ハプスブルク家の繁栄を築いた美女
イザベッラ・デステ―ルネサンスの熱狂を生きた美女
アニエス・ソレル―聖母になぞらえられた公式寵姫
ディアーヌ・ド・ポワティエ―苦境に屈しない永遠の美
アン・ブーリン―野心で愛を勝ち取り、処刑された悲劇の王妃
エリザベス1世―王国の偶像となり、国家と運命を共にした女王
メアリー・スチュアート―女として生きた「女王」
ガブリエル・デストレ―王と国家に尽くした寵姫の鑑
マリー・ド・ディシス―尊大な自我の運命〔ほか〕
著者等紹介
木村泰司[キムラタイジ]
1966年生まれ。西洋美術史家。カリフォルニア大学バークレー校で美術史学士号を取得後、ロンドンのサザビーズ美術教養講座にてWorks of Art修了。楽しみつつ知的好奇心を満たす「エンターテインメントとしての西洋美術史」を目指し、さまざまな講演会やセミナー、イベント、執筆などで活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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