出版社内容情報
ブルボン家はヨーロッパ名門中の名門だが、王朝としてフランスに君臨したのは、およそ250年。ハプスブルク家が、最後は大伽藍がゆっくり崩れ落ちるように濛々たる煙の中に没していったとするならば、ブルボンの終わりはギロチンの刃の落下と同じ、すばやくあっけないものだった。(「はじめに」より抜粋)
世継ぎの混乱と血みどろの宗教戦争に彩られた王朝の誕生から、19世紀、ヨーロッパ全土に吹き荒れた革命の嵐による消滅まで、その華麗な一族の歴史を、十二枚の絵画が語りだす。『名画で読み解く ハプスブルク家 12の物語』に続く、ヨーロッパの名家を絵画で読み解く第2弾。
目次
はじめに
ブルボン家系図(抄)
前史
第1章 ルーベンス『マリーのマルセイユ上陸』
第2章 ヴァン・ダイク『狩り場のチャールズ一世』
第3章 ルーベンス『アンヌ・ドートリッシュ』
第4章 リゴー『ルイ十四世』
第5章 ベラスケス『マリア・テレサ』
第6章 ヴァトー『ジェルサンの看板』
第7章 カンタン・ド・ラ・トゥール『ポンパドゥール』
第8章 グルーズ『フランクリン』
第9章 コベール・ロベール『廃墟となったルーヴルのグランド・ギャラリー想像図』
第10章 ゴヤ『カルロス四世家族像』
第11章 ダヴィッド『ナポレオンの戴冠式』
第12章 ドラクロワ『民衆を導く自由の女神』
主要参考文献
あとがき
年表(本書に関連した事項のみ)
本書で取り上げた画家(生年順)プロフィール
著者紹介
中野京子(なかのきょうこ)
北海道生まれ。早稲田大学講師。専門はドイツ文学・西洋文化史。著書に『名画で読み解く ハプスブルク家 12の物語』(光文社新書)、『怖い絵1~3』(朝日出版社)、『危険な世界史』(角川書店)、『恐怖と愛の映画102』(文春文庫)、『おとなのための「オペラ」入門』(講談社+α文庫)、『歴史が語る 恋の嵐』(角川文庫)、『メンデルスゾーンとアンデルセン』(さ・え・ら書房)など、訳書にツヴァイク『マリー・アントワネット上・下』(角川文庫)などがある。朝日新聞ブログ〈ベルばらKidsぷらざ〉にて歴史エッセー「世界史レッスン〈映画篇〉」を連載中。著者ブログは「花つむひとの部屋」。
内容説明
世継ぎの混乱と血みどろの宗教戦争に彩られた王朝の誕生から、十九世紀、ヨーロッパ全土に吹き荒れた革命の嵐による消滅まで、その華麗な一族の歴史を、十二枚の絵画が語りだす。『名画で読み解くハプスブルク家12の物語』に続く、ヨーロッパの名家を絵画で読み解く第2弾。
目次
ルーベンス『マリーのマルセイユ上陸(『マリー・ド・メディシスの生涯』より)』
ヴァン・ダイク『狩り場のチャールズ一世』
ルーベンス『アンヌ・ドートリッシュ』
リゴー『ルイ十四世』
ベラスケス『マリア・テレサ』
ヴァトー『ジェルサンの看板』
カンタン・ド・ラ・トゥール『ポンパドゥール』
グルーズ『フランクリン』
ユベール・ロベール『廃墟となったルーヴルのグランド・ギャラリー想像図』
ゴヤ『カルロス四世家族像』
ダヴィッド『ナポレオンの戴冠式』
ドラクロワ『民衆を導く自由の女神』
著者等紹介
中野京子[ナカノキョウコ]
北海道生まれ。早稲田大学講師。専門はドイツ文学・西洋文化史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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