光文社新書<br> 勉強会に1万円払うなら、上司と3回飲みなさい

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光文社新書
勉強会に1万円払うなら、上司と3回飲みなさい

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  • サイズ 新書判/ページ数 197p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784334035488
  • NDC分類 336.04
  • Cコード C0234

内容説明

どんな会社でも通用する「20代の働き方」それは、あたりまえのことをあたりまえにやること。著者がこの本で強く言いたいのは、勉強会に通ったり、ビジネス書を読みあさったり、キャリアアップを考えたりする前に、会社組織のなかで会社員として働く意味を、若いうちから正しく、そして具体的に理解してほしい、ということです。「目の前の仕事をコツコツやりなさい」「社会人にとって挨拶は大切です」「日々の仕事に一所懸命な人間が結局はかわいがられる」―与えられた仕事もちゃんとできない段階から自己実現にはしる若者が多いなか、この本が提示する「働き方」は、あなたに多くの気づきを与えるでしょう。

目次

第1章 「やりたいこと」なんて他人が決めてもいい(「お前は何様だ!」と怒鳴られた大学生;社会人の先輩は、若者の「自分探し」が大嫌い ほか)
第2章 仕事とは「来た球を打ち返す」こと(子持ちの彼女はどうやって再就職できたか?;会社に入ることで得られる「四つの報酬」 ほか)
第3章 大切なのは「こんちくしょう」と「やったらええやん」(衝撃のリクルート入社式;なんでコイツと同じ職場なんだ! ほか)
第4章 「仕事がつまらない」のはあなたのせい(あなたの仕事はなんですか?;自分の仕事を定義し直す ほか)
第5章 組織人としての自覚を持つ(「仕事のやりがい」はどこにあるか;どんな仕事でも本質は「一対一の関係」 ほか)

著者等紹介

前川孝雄[マエカワタカオ]
1966年兵庫県生まれ。コミュニケーションを鍵にした人材育成コンサルティングの(株)FeelWorks代表取締役。大阪府立大学経済学部、早稲田大学ビジネススクール・マーケティング専攻卒業。(株)リクルートで「リクナビ」「ケイコとマナブ」「就職ジャーナル」等の編集長を歴任後、2008年に起業。「上司力」提唱の第一人者として、年間100本超のセミナーもこなす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mitei

271
当たり前の事だけどすごく為になった1冊。組織について行けない人というのは大抵自分のスキルアップにしか関心がなく、周りの人間とコミュニケーションを取ることをバカバカしく感じてる人は結局退職してるなぁと私の周りを見ても感じる。2016/06/27

ノンケ女医長

23
2010年の作品。当時も、職場の上限関係に悩む中間管理職がたくさんいたんだろうなあと、しみじみ思う。著者が述べる、「20代のうちは、どんどん無駄を経験してください」は、私は理解できるし、大事だと思う。でも令和の20代は・・・きっと失敗を許容しないだろうし、忌避もするだろうから、タイトルのメッセージはなかなか、届きにくいのかもしれないと心配になった。2024/08/09

モッタ

13
★★★☆☆ 元リクルートで「リクナビ」「就職ジャーナル」等の編集長を歴任した前川孝雄さんの著書。「働くことは社会とつながることで自分を知っていく旅だということです」僕はどちらかというと、”旅”というよりも”物語”なのかなーと思う。 前川さんは本書で、「ロマンとそろばん」のそろばんが今の若い人に欠けているということを伝えたかったのだろう。「○○したい」というのもいいが、目の前のことをしっかりしていかないとだめだよということだ。ロマン、そろばん、そしてガマンの3つの”ン”が大切なのだ。2012/09/27

ラテちゃん

10
自営業の両親から、自分の会社でもないのにそこまで必死に働いてどうするの?とよく言われてきたけどその答えがここに書いてあった気がする。強みも欠点も持つ平凡な個人が、自分と異なる強みと欠点を持つこれまた平凡な他者と力を合わせて、非凡なことを成し遂げる。余計だと思うようなことが後にその人の財産となる。その余計なことを思う存分やらせてもらえるのが会社ですね。この著者と飲みに行きたいなあ。2014/06/03

銀雪

7
とても面白く、エッセイを読む感覚で読めた。当たり前のことばかりだけど、自己啓発本などを読んだあとだと新鮮に思えてしまう自分が恐ろしい。さまざまな職業、立場の人物のエピソードを引用していたのもよかった。女性のエピソードが多いのも嬉しい。また、たくさんの本も紹介されていて(しかも分野は多岐にわたっている)参考になる。若手社会人と就活を控えた学生に特におすすめ。著者が、私と同じで落語好きなのにも親近感が湧いた。2010/10/18

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