光文社新書<br> 女はなぜキャバクラ嬢になりたいのか?―「承認されたい自分」の時代

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光文社新書
女はなぜキャバクラ嬢になりたいのか?―「承認されたい自分」の時代

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  • サイズ 新書判/ページ数 225p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784334034795
  • NDC分類 367.21
  • Cコード C0236

出版社内容情報

若い女子の2割がキャバクラ嬢になりたい! 格差の拡大、地域の解体、離婚の増加など多様な社会背景から、この価値観の大転換を探る。

バブルの崩壊は、若い女子の中に、男に頼らず自分の力で稼がなければならないという意識をもたらしたと考えられる。女子が高校を卒業して正社員になることは難しく、なれたとしても条件は悪い。かと言って、まわりには十分な所得を稼ぐ男も減っている。そういう現状においては、若いうちにできるだけたくさん稼げる仕事をめざす女子が増えるのは当然だろう。
 以上のような認識を踏まえ、本書では、全国規模のアンケート調査と50人のキャバクラ嬢およびその予備軍へのインタビューを通して現代日本の女子たちの意識に迫りたい。いわば、これは下流社会の事例研究である。
(「はじめに」より)

【目次】
第1章 キャバクラ嬢になりたいのはこんな女子
第2章 キャバクラ嬢の好みと生活
第3章 キャバクラ嬢になりたい女子はなぜ増えたのか?

内容説明

本書では、全国規模のアンケート調査と50人のキャバクラ嬢およびその予備軍へのインタビューを通して、現代日本の女子たちの意識に迫りたい。いわば、これは下流社会の事例研究である。

目次

第1章 キャバクラ嬢になりたいのはこんな女子(15~22歳の女子の2割がキャバクラ嬢になりたい!;人気職業ベスト3は、女優・モデル、ミュージシャン、タレントなど芸能系;好きなことを仕事にしたいのは下流化か? ほか)
第2章 キャバクラ嬢の好みと生活(キャバクラ嬢の出身地―女の子たちは北からやってくる;キャバクラ嬢になった理由―給料アップや学費のため;将来キャバクラ嬢になりたい理由―家庭や学校に居場所がない ほか)
第3章 キャバクラ嬢になりたい女子はなぜ増えたのか?(キャバクラ嬢になりたい女子増加の基礎はギャル文化の拡大;性意識の解放の影響;バブル崩壊の影響 ほか)

著者等紹介

三浦展[ミウラアツシ]
1958年生まれ。’82年一橋大学社会学部卒業。(株)パルコ入社。マーケティング情報誌『アクロス』編集長を経て三菱総合研究所入社。’99年、カルチャースタディーズ研究所設立。団塊ジュニア、団塊世代などのマーケティングを行うかたわら、格差、家族、若者などを研究

柳内圭雄[ヤマウチタマオ]
1971年生まれ。(株)バイデンハウス代表取締役。大学在学中から学生ベンチャーに参画。ティーン層のマーケティングに携わり、携帯電話、化粧品、家庭用ゲーム機のコンサルティング、商品開発を行う。2006年より現職。若者のホンネを引き出すリサーチ、クチコミを生みだすプロモーションを得意とする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

阿呆った(旧・ことうら)

5
◾︎驚きなのは、若い女性の20%がキャバクラ嬢になりたいということである。2008年に出版されたものなので、若い女性を取り巻く情勢が、現在と比べて多少異なるが、非正規雇用の雇用情勢と承認欲求からキャバクラ嬢になる女性が多いらしい。2015/12/06

ナツ

5
しょうもない本 自分が偉いと思って他人をバカにしてんな2013/03/10

りぃ

5
何をやりたいのかよくわからないまま話が進んでいって、キャバ嬢個人のお話を読み進めていったら読み終わった。内容云々より、面白い体験をしたことの方が印象が強い。2010/06/18

mio

5
2章も3章(終章)も、正社員の雇用を増やせばキャバクラ嬢志望者は減るとまとめている。が、その正社員が副業として行ってる実態や、水商売への抵抗がなくなったこと、楽で自分の時間を持てる仕事を希望してることについては、取り上げながらもスルーしている。書く事がなくてページを水増ししたような言説で、底が浅すぎる。ちなみに本書の半分近くは資料集となっている。2009/09/11

Tatuyuki Suzuki

4
同じこと書いてる感じがして凄くイライラした。2024/12/17

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