光文社新書<br> 失敗は予測できる

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光文社新書
失敗は予測できる

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  • サイズ 新書判/ページ数 222p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784334034146
  • NDC分類 509.8
  • Cコード C0204

内容説明

人間、生きている限り、自分の周りに失敗はツキモノである。失敗は、多くの人が命を落とす大事故に至る失敗から、たとえば酩酊して財布を落とす失敗、入社試験に落ちるような日常的な失敗まで、挙げればキリがない。しかし、ある失敗は別の場所で起きた失敗と何らかの類似性がある。本書は、過去に起きた豊富な失敗例を挙げながら、類似性に気づきさえすれば失敗は予測できることを示す。また、失敗を予測するだけでなく、失敗を回避する方法、もし失敗してしまったときの対処法なども考える。さらに、昨今の日本社会の急激な変化に伴い、今まであまり公にされることがなかった、企画・開発時に起きる「隠れた失敗」にも目を向ける。

目次

第1章 失敗は予測できる(安全の基準;失敗は似ている;失敗から連想する;失敗の原因;組織の失敗シナリオ)
第2章 失敗は回避できる(失敗回避の落とし穴;打開策;失敗の事前対策;失敗後の後始末;二重事故を防ぐ;失敗のワクチン)
第3章 失敗から逆転する(失敗から成功へ;成功にもしくみがある;設計の思考過程;思いを言葉にする;エイヤーッの失敗;別の答えを見つける)

著者等紹介

中尾政之[ナカオマサユキ]
1958年生まれ。83年、東京大学大学院工学系研究科修士課程修了、日立金属(株)に入社、磁性材料研究所に勤務。89年、HMT Technology Corp.(米国カルフォルニア州)に出向、磁気ディスク生産設備の立ち上げに従事。92年、東京大学工学部助教授。2006年、東京大学大学院工学系研究科産業機械工学専攻教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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KAZOO

123
失敗学をさらに発展させて、予測ができるようになるということを説いています。予測でき、失敗を回避して、さらに失敗から逆転することができることを様々な事例を挙げて説明しています。私はこの著者の「失敗百選」を読んでいてそこにかなりの事例が掲載されていたことを思い出しました。2015/11/18

しゅわっち

17
十数年前の本ですがとても示唆に富んだ本であった。今、日本で起きる不具合はサラリーマン社長と天下りを計画する官僚により非雇用社員を増やし、利益を上げた為に起きたように思う。コストを下げた分、責任不明瞭で責任を取らない組織が増えたのでしょう。 人が本を読むのは自分の知識として成功を増やす確率を増やしたい部分もあると思います。本の内容を自分に当てはめることができる人が成功してるようにも思いました。個人的に畑村氏の本よりも好きでした。2021/01/31

mitei

17
あらゆる失敗=事故に歴史上全く初の事例は少ないのである程度の予測は可能だし普段から不断のw対策をすることを訴えているが、それでも事故は後を絶たないんだろなぁ。2010/10/17

13
リミテッドより ●歴史、失敗は繰り返す。 ●他人の失敗を他山の石として活用する ●安全の基準は自分が決めるべきもの ●確固たる自信になるとリスクを感じなくなり事故の危険性が高まる ●失敗に共通した類似性を感じて頭の片隅にしまう ●未知の事故はほとんど起きない ●正社員と非正社員のコミュニケーション不足 ●誰かがやるは誰もやらない ●組織の典型的な失敗。他人依存、自信過剰、情報遅延、齟齬多発、干渉発生 ▷歴史を繰り返さない。過去や他人に学び自分や自組織に落とし込む。勉強になった。2019/08/04

レモン

7
失敗の原因を分類し、回避するためにはどうすれば良いかが書かれている。正社員と非正社員のコミュニケーション不足は納得。というか正社員など立場関係なく、コミュニケーション不足で起こる失敗が身近には多いと感じる。その他、誰かがやるだろうとか、自分の能力を過信しているとか、振り返れば身の回りの失敗の原因にピタリと当てはまるものばかり。機械の仕組みなど専門的な解説はわからないので読み飛ばしたが、エンジニアだけでなく誰が読んでも参考になると思う。2021/09/08

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