光文社新書<br> なぜ勉強させるのか?―教育再生を根本から考える

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光文社新書
なぜ勉強させるのか?―教育再生を根本から考える

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  • サイズ 新書判/ページ数 254p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784334033910
  • NDC分類 370.4
  • Cコード C0237

内容説明

学校不信が止まらない。保護者たちは、右往左往の教育改革を横目に、「わが子だけを良い学校に」と必死だ。そのニーズに応えて、「百ます計算」や「親力」といったメソッドが次々と紹介され、指導法のカリスマが英雄視される。勉強の目的といえば、「得になるから」「勝ち組になるため」に収束した感があり、すこぶるドライな経済的価値観が目立つようになった。だからこそ、本質から問いたい。「なぜ勉強させるのか?」と。本書は、「プロ教師の会」代表の著者が、教職生活四十年間で培った究極の勉強論である。

目次

プロローグ―そして「学力向上」だけが残った
1章 時代論1―「お受験キッズ誌」が映し出すもの
2章 時代論2―ゆとり教育は案外、将来を見据えていた
3章 学校論1―それでも学校を信じなければならない訳
4章 学校論2―塾・予備校は学校改革のモデルとなるか
5章 指導論1―「百ます計算」・陰山メソッドの問題点
6章 指導論2―「親力」ブームの誘惑に耐えられるか
7章 子ども論1―世界の子どもと比べてみる
8章 子ども論2―「なぜ勉強するの?」と問われたら
エピローグ―勉強するにも、させるにも覚悟がいる

著者等紹介

諏訪哲二[スワテツジ]
1941年千葉県生まれ。「プロ教師の会」代表。日本教育大学院大学客員教授。東京教育大学文学部卒業。埼玉県立川越女子高校教諭を2001年3月に定年退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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