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光文社新書
食わず嫌いのためのバレエ入門

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  • サイズ 新書判/ページ数 277p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784334032159
  • NDC分類 769
  • Cコード C0273

内容説明

バレエといえば、とにかくシンボルは分厚いタイツ。そこから喚起される言葉は「不気味」「幼稚」「乙女」…と、かなり印象が悪い。特に男性にとっては、フェミニンでお花畑なイメージのするバレエは、できる限り近づきたくない世界の筆頭なのではないだろうか。しかし、食わず嫌いしている食べものだって、思い切って口にしてみたら、あら不思議、予想もしなかった禁断の美味しさを味わえることだってある。本書には、そんな食わず嫌いをなくし、それどころか、バレエを楽しい、面白い、と感じられるようになるためのヒントがたくさん詰まっている。

目次

第1章 なぜあなたは食わず嫌いになったのか?―九つの症状とその処方箋(「“女子供向け”決め付け」型;「メルヘンが気恥ずかしい」型 ほか)
第2章 まずは作品について知ろう(バレエ、というからには観ておきたい古典的名作;そうはいっても、押さえておきたいチャイコフスキー三大バレエ ほか)
第3章 これで万全、劇場デビュー(海外の大バレエ団公演でデビューしよう;是非カップルで ほか)
第4章 ダンサーで観るか、振付家で観るか(超厳選!見逃す手はない旬のダンサーたち;振付家―バレエの舞台を生み出す魔術師たち)
第5章 行ってみたい!世界のオペラハウス(日本で観る三分の一から半額、チケットの入手方法;ダフ屋から買うのは不法だけど… ほか)

著者等紹介

守山実花[モリヤマミカ]
バレエ評論家。東京都生まれ。清泉女子大学、お茶の水女子大学大学院で西洋美術史を学ぶ。明治学院大学、都民カレッジで講師を務め、現在、清泉女子大学生涯学習講座にて、バレエ鑑賞入門講座を担当。日本ダンス評論賞第二席入賞を経て、雑誌「Ballet」(音楽之友社)にて、連載「バリエを読み解く」、ダンサーへのインタヴュー取材を中心に執筆。また、公演プログラム、バレエ映像ソフト解説を執筆するほか、「Men’s Ex」(世界文化社)、「ラ・アルプ」(劇団四季)などにも寄稿
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

クナコ

10
初読。残念ながらバレエの食わず嫌いではない。ただバレエに興味のない友人に勧めるきっかけ作りに使えるかもと手に取った。私の周りにいるのはバレエ嫌いではなく純粋な無関心派なので、本書の手法だと誘うのは難しそう。それはさておき、著者のバレエ愛がひしひしと伝わる本だった。当代見るべきダンサーの紹介もあるものの、発行が2003年とあってすでに引退している者も多いだろう。やはり生で見られるうちに見ておかねば。そして本場(海外)のオペラハウスでの公演に行ってみたい、という気持ちが強く湧いた。ロイヤル・バレエが面白そう。2023/11/02

うー。

3
おもしろかった。 コンパクトによくまとまっててわかりやすい。 ただほんとにバレエ食わず嫌いの人はこんな本読まないですよね。 作品解説もキャッチフレーズがあってわかりやすく、紹介されてる映像をみたくなりました。2015/07/28

shushu

3
バレエを見始めた頃に読んだ本の再読。10年一昔。ここで紹介されているダンサーはほとんど引退したか、引退カウントダウンだ。カンパニーも体制が変わっている所も多い。おっしゃる通り「見られるときに見ておくべき」だった。ダンサーのスケールは残念ながらダウン傾向なのは明らかだから。2014/12/08

ソントン

2
金があって余暇のあるバレエのことを全く知らない人向けの本。果たして、需要あったのか?僕の知りたいことでは無かったなー。もう少し歴史体系に沿ったものを読もう。2014/08/20

Koning

2
タイトルには偽りありな感じ。食わず嫌いネタはまぁ手にとってもらうきっかけとしてアレなのだろうけれど(要するに新書の編集部のミス)中身はバレエ初心者向けハウツーとしてお手軽にいい感じ。古典を中心に(演目は古典ばっかだし)有名劇場、バレエ団、ダンサーをざっと紹介。でも実際バレエはチケットが高くてねぇ(汗。トロカデロですら(ry2012/07/14

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