内容説明
フランスの洋菓子コンクール「クープ・ド・モンド」個人優勝により、“パティシエ世界一”に輝いた辻口博啓がオーナー・パティシエを務める東京・自由が丘のパティスリー「モンサンクレール」。九八年の開店以来、“行列のできるケーキショップ”として、客を魅了し続けてきた「モンサンクレール」のケーキ、そして辻口の発想、技術、人柄に、前著『東京広尾アロマフレスカの厨房から』で、イタリアンの魅力を十二分に引き出した気鋭のライター浅妻千映子が、今回も迫る。
目次
ショートケーキ
シュークリームとプリン
焼き菓子
ショコラ
コンフィズリー
ヴィエノワズリとトゥレトゥール
モンサンクレールの栗
ケーキいろいろ
フランスの修業時代
モンサンクレールの厨房
世界一のパティシエになる
お菓子と夢
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
佐治駿河
39
まったく興味がある分野ではないが、古本屋のワゴンセールで手にしました。しかも20年以上前に出版された書籍なのですね。洋菓子作りが趣味の人には刺激になるのではないでしょうか?パティシエ目線で書かれているように思われるので、この書籍で書かれている内容を参考にアレンジして一工夫すればこれまで手作りしたお菓子よりグレードが少し上がるかもとは思いました。ただし、私は洋菓子作りをしたことがありませんので真意の程はわかりませんけどね。洋菓子の説明以外は著者の修業時代の話が書かれていましたが、私にはピンときませんでした。2025/02/11
佐島楓
28
洋菓子店「モンサンクレール」のオーナー、辻口さんの御本。え、こんなに手の内を明かしちゃっていいの? と思うほど、お菓子を作る際のアドバイスが載っています。やはりパティシエは人においしさを届けたい一心でお菓子を作り続けるのだなと納得。一度お店に行ってみたくなりましたが、食べ過ぎには注意ですね。2015/03/10
reiko
3
辻口氏のインタビュー本、と言ったらいいのだろうか。インタビュアーのト書きが出てこないのでひたすら辻口さんがこちらにむかって語りかけてくる不思議な本。あえてこういう表現を選んでるのだろうから、きっとこういう距離感の方なのかも。内容はモンサンクレールに売っているケーキたちひとつひとつの丁寧な解説。何を表現したくてこのような素材選び、パーツの組み立てにしたのかまで細部にわたってお話しされている!美味しそうすぎる。この本片手にセラヴィ食べたい。2016/03/05
ぷち
2
何を大切にしたいのか、何を目的にケーキを作るのか。 そのためには、フランスで修行したらショートケーキは作るなといわれても、原点がショートケーキだから作る。でも、イチゴでは勝負しない。 など、こだわりを感じます。2009/03/30
Riko
1
図書館で借りた。2013/09/11
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- 和書
- 基本論点商法